page27 衣装 ページ28
ーヒロsideー
Aがプリズムジャンプをとべるようになった。発表の予定日も近い。今日はAと一緒に衣装を選びに出掛けた。
人気のあるブランドに、変装して入る。
ヒロ「うーん、たくさんあるし、女の子の衣装だからな………何か、好きな服選んでみて。」
そういうとAは周りを見渡し、何着か服を手に取り眺める。
しかしすぐ戻してしまう。
ヒロ「(自信ないのかな……………よし。)」
ヒロは少し目をひく青色の服を手に取った。
袖はなく、露出度は高めだが、この季節にピッタリの服だった。
ヒロ「これなんかどうかな?」
服を差し出すとAは恥ずかしそうにその服を受けとる。さすがに布地が少なすぎたか……
とりあえず試着させることにした。
ヒロ「どう?着れた?」
A「はい………えっとその……私に似合ってるか分からないんですけど………」
そう言いながらゆっくりとカーテンをひらく。
彼女は似合っていないと言うが、その姿は今にも周りに雪が降りだしそうなくらい美しく似合っていた。
ヒロ「(……!?)す……すごい似合ってるよ!それにしなよ!」
動揺を精一杯隠し、Aを褒める。
A「ほ、ホントですか………?……………ヒロさんがそう言うなら………」
彼女は嬉しそうに笑いヒロを見つめる。
そんなに見つめるなよ……眩しいじゃないか……それになんか……
ヒロ「さ、着替えておいで。それ、買ってあげるから。」
A「あ、ありがとうございます…!」
Aがカーテンをしめるのを確認し、ヒロは顔を覆った。露出度が高かったからか、なんだかこっちまで恥ずかしくなった。
そういえば、さっきの衣装何か物足りない気がした。靴は合わせて買うし、何が足りないのか……
衣装を買い、二人はエーデルローズに戻った。
しかし、ヒロはその足りない 何か を探しにすぐ出掛けた。
たどり着いたのはアクセサリー屋だった。
ヒロ「首もとが寂しいのかも……」
ヒロはネックレスを見て周り、その中から1つ雫の形をしたネックレスを手に取った。
キラキラと輝きを放ち、それだけで存在感がある。
うん。いいかも。これなら、悪目立ちすることもないし、日頃使えそうだし。衣装にもピッタリだ。
ヒロはそのネックレスを買い、密かに寮に戻った。
コウジ「ヒロ。どこへ行ってたの?Aちゃんは戻ってきてるのにいないから心配したよ。」
ヒロ「フフっなーいしょ!」
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kiko(プロフ) - モモガッパさん» そうなんです!そうなんです!楽しみすぎます♪ありがとうございます〜!そう言ってもらえて光栄です(*^-^*)ヒロ様は永遠の王子様ですよぉ〜w (2018年6月15日 20時) (レス) id: c99f7c1494 (このIDを非表示/違反報告)
モモガッパ - 2019の春にキンプリアニメ化&映画化決定しましたね!!この作品とても面白いです!kikoさんはヒロ様が好きなんですね私も大好きです(*^^*) (2018年6月15日 20時) (レス) id: 18a2c7164a (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - kikoさん» そうなんですね!絶対見にいきますありがとうございます! (2018年6月13日 3時) (レス) id: 142f5ad86d (このIDを非表示/違反報告)
kiko(プロフ) - しろさん» ありがとうございます!キンプリ大好きですよ♪また映画やるみたいなので早く見たいです…!w (2018年6月11日 22時) (レス) id: c99f7c1494 (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - キンプリが好きな方がまだいて嬉しいです!面白いです (2018年6月11日 19時) (レス) id: 142f5ad86d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kiko | 作成日時:2018年5月23日 2時