page20 ダンスと歌と ページ20
自室に戻り、俺はさっき起きた出来事を振り返っていた。彼女は間違いなく才能の持ち主。あんな煌めきを放てる人はなかなかいない。
ダメだと分かっていたけれど、カヅキの気持ちがすごく理解できた。
彼女のプリズムショーが見たい。
きっとすごいショーをしてくれるはず。
「(………まだプリズムワールドの使者って決まったわけじゃないし………)」
ヒロはカヅキのもとを訪ねた。珍しく部屋でおとなしくしている。だいたいいつも外にいるのだが。
ヒロ「カヅキ。……お前の言った通りだったよ。………彼女、すごく光るものを感じる。」
カヅキ「彼女……って、Aのことか。だろ？やっぱそう思うよな！」
ヒロ「……………自分であんなに否定してたけど、俺もAちゃんのプリズムショー、見てみたいな。」
カヅキは少し笑みを浮かべながら、深くうなずいた。
カヅキ「……………プリズムワールドの使者…じゃないかもしれないしな……」
いやいきなりステージに現れた時点でただ者ではないのだが。
ヒロ「そ、そうだよな……………」
カヅキ「頼みにいくか。」
頼む。とは、コウジに許可を取りに行くという意味だろう。でもきっとコウジなら、１度彼女の歌声を聴けば分かってくれる。
二人はコウジの部屋に向かった。なんだか少し緊張しながら。
カヅキ「コウジ、入るぞ。」
ドアを開けて部屋に入る。
コウジ「どうぞ。二人そろってどうしたの。」
コウジは不思議そうに二人を見つめる。突然真顔で入ってこられたら、不思議に思ってもおかしくない。
ヒロ「あ、あのさコウジ………」
カヅキ「えっと……………」
おいぃ……お前が言えよ……なんか言い出しにくいじゃないか……………
ヒロが目で訴えると、カヅキは仕方なく、口を開いた。
カヅキ「Aに、プリズムショーを……させてみたい……………んだが……」
コウジ「……………え……？」
うん、こないだ言ったばかりだよな。分かるよコウジその気持ち。でもな、あの子はすごいんだよ……頼む……………
二人の真剣さを見て、コウジは呆れた顔をした。そしてすぐニッコリと微笑んだ。
コウジ「何があったのか知らないけど……そこまで本気なら、１度くらいいいんじゃないかな。
責任はとらないよ？ウフッ。」
ヒロ・カヅキ「「コウジ…！」」
もう仲間というより、母親みたいな存在になってきている。
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kiko(プロフ) - モモガッパさん» そうなんです！そうなんです！楽しみすぎます♪ありがとうございます〜！そう言ってもらえて光栄です(*^-^*)ヒロ様は永遠の王子様ですよぉ〜w (2018年6月15日 20時) (
レス) id: c99f7c1494 (このIDを非表示/違反報告)
モモガッパ - 2019の春にキンプリアニメ化＆映画化決定しましたね！！この作品とても面白いです！kikoさんはヒロ様が好きなんですね私も大好きです(*^^*) (2018年6月15日 20時) (レス) id: 18a2c7164a (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - kikoさん» そうなんですね！絶対見にいきますありがとうございます！ (2018年6月13日 3時) (レス) id: 142f5ad86d (このIDを非表示/違反報告)
kiko(プロフ) - しろさん» ありがとうございます！キンプリ大好きですよ♪また映画やるみたいなので早く見たいです…！w (2018年6月11日 22時) (レス) id: c99f7c1494 (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - キンプリが好きな方がまだいて嬉しいです！面白いです (2018年6月11日 19時) (レス) id: 142f5ad86d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kiko | 作成日時：2018年5月23日 2時
