page13 歌声 ページ13
ーカヅキsideー
ショーが終わり、俺たちはAと待ち合わせをし、合流した。
ヒロ「僕達のショー、どうだった？」
A「あっ、えっと……すっごくキラキラ輝いてて、かっこ良かったです…！感動しました……」
彼女は珍しく笑顔を向けた。気に入ってくれたようで何よりだ。
カヅキ「プリズムショーは、すっげーフリーダムで楽しいぜ！」
コウジ「仲間がいればもっとね。」
ヒロ「コウジ…………」
おいおいヒロ……いい加減なれろよ。お前が１番仲間の大切さとか、分かってるんじゃないのか？全く……感動してばっかだな、あいつは。
コウジ「それじゃ、帰ろうか。そろそろ夜ご飯の時間だ。今日のご飯は何がいいかな？」
メニューの話をしながら、夕焼けの中歩いていく。Aは相変わらずあまり口を開かないが、その表情は昨日より柔らかくなった。
……………気がする。
夕飯が終わり、廊下を歩いていると、どこからか聞き覚えのある歌が聞こえてきた。
カヅキ「これは……athletic core？」
今日もショーで歌ったあの歌が、かすかに耳に届く。しかし今の時間オバレ以外は食堂で夕飯を食べているはず……………
小さな声の正体を知るため、声の聞こえる方に進んでゆく。すると、廊下の突き当たり、ベランダにうっすらと人影が見えた。ここのベランダはほとんど人の出入りがないので、カヅキは少し不思議に思いながら、ゆっくりとベランダに近づく。
カヅキ「(……？声が少し高いな。)」
そう思いながら扉にうつる人影を見ると、その髪の毛が風になびいた。
カヅキ「(ユキノジョウ……？え、いやあれは……)」
そこまで長くない、かといってショートでもない、ミディアムヘア。この髪を持っているのは寮の中ではただ１人。
カヅキ「……A？」
扉を開いて名前を呼ぶと、やはりそこにいたのはAであった。彼女は慌てて振り返り、驚いた表情をしていた。
A「……………あっ、すみませんっ……！」
カヅキ「いやこっちこそ悪かった。驚かせちまったな。……………でも、すっげーいい声だったぜ。」
Aは頬を赤らめた。
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kiko(プロフ) - モモガッパさん» そうなんです！そうなんです！楽しみすぎます♪ありがとうございます〜！そう言ってもらえて光栄です(*^-^*)ヒロ様は永遠の王子様ですよぉ〜w (2018年6月15日 20時) (
レス) id: c99f7c1494 (このIDを非表示/違反報告)
モモガッパ - 2019の春にキンプリアニメ化＆映画化決定しましたね！！この作品とても面白いです！kikoさんはヒロ様が好きなんですね私も大好きです(*^^*) (2018年6月15日 20時) (レス) id: 18a2c7164a (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - kikoさん» そうなんですね！絶対見にいきますありがとうございます！ (2018年6月13日 3時) (レス) id: 142f5ad86d (このIDを非表示/違反報告)
kiko(プロフ) - しろさん» ありがとうございます！キンプリ大好きですよ♪また映画やるみたいなので早く見たいです…！w (2018年6月11日 22時) (レス) id: c99f7c1494 (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - キンプリが好きな方がまだいて嬉しいです！面白いです (2018年6月11日 19時) (レス) id: 142f5ad86d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kiko | 作成日時：2018年5月23日 2時
