煌めきを君に

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ーAsideー

聖「グルメフェスティバルの出演が決定した」

オバレ「「おお！」」

ああ…そんな人の多そうな所で………

カヅキ「良かったな！」

ヒロ「これからもっと頑張らないとだね」

A「…はい…」

おどおどとしていると、Aの気持ちに気づいたのか聖が話しかけた。

聖「Aちゃん。緊張しなくて大丈夫だ。君のプリズムショーはたくさんの人を魅力する。ジャンプがなくても充分素敵だよ。」

ヒロ「うん、自信持っていいんだよ。」

A「ヒロさん…聖さん…」

少し赤くなりながらヒロと聖を見つめた。

コウジ「じゃあ明日オフだから、衣装、買いに行く？」

ヒロ「うん、行こうか。」

自分よりもノリノリのオバレを見ていると
少し対応に困るのだが………
プリズムショーを教えてくれたのはオバレ。
今は感謝の気持ちでいっぱいで、何も否定できない。

カヅキ「どうせならフリーダムな衣装にしよーぜ！」

ヒロ「カヅキ…それは一体…」

コウジ「ウフッ、踊りやすそうな衣装がいいってことだよね？カヅキ？」

カヅキ「おお！そーだ！」

え………今のでわかるってすごくない…？
フリーダム＝踊りやすそ………いや違うよね…

ヒロ「コウジよく分かったな…」

コウジ「幼なじみだからね。」

こうやって話をしているととても楽しそうで、周りのオーラがキラキラして見える。

聖「本当に、君たちはいつも楽しそうだな。」

ヒロ「それ、普通の意味ですよね………？」

嫌味に聞こえなくもないが………

ヒロ「それじゃ、明日出掛けるから、Aちゃん準備しといてね！」

A「あ、はい…！」

聖「明日にそなえて早めに寝るといいよ。体調を崩したら大変だ。」


４人は部屋を出てそれぞれの自室に向かった。



ヒロ「Aちゃんは、どんな服が好きなの？」

A「え…？好きな服、ですか」

気がつくとヒロと２人きりになっていた。

ヒロ「まだ、わからないかな？」

相変わらず優しい目で尋ねてくる。

A「………ヒロさんが選んでくれた服が、好きです…」

ヒロ「えっ。」

ヒロは目を丸くしてAを見た。
まさかそんな答えが返ってくると思わなかったのだろう。

A「あ、いやえっとその…私に合ってるって言われたので…」

顔をあげると、ヒロは赤くなって目をそらしていた。

ヒロ「そ、そっか！じゃあ今回も俺が選ぼうかな。」

すぐいつもの笑顔に戻ったが、その顔は少し赤いままだった。

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