さいきょうのふたご【CR】

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そのままケトとリオと共に楽しんで、配信を切った。

終わった後ケトがTwitterを見てくれて、「また見たい！」って人が多いからまたお邪魔するかも、と困ったような嬉しいような声で笑った。

そういえば、来週CRカップがある。
一緒にでれたらいいのに––––––。


〔ん、何に？〕


そんな事を考えていたら、声に出ていたのかケトがそう聞いてくる。


『いや、なんでもないから大丈夫だよ。それよりこの後もやる？』

〔あー…俺はちょっと寝るわ、明日も早いし。リオは？〕

〔ん？僕の番？やりたい！〕

「じゃーやるか、おれもやる。」

〔はいはい、おやすみ〜。〕


かちゃん、とほんの少しだけ扉が閉まる音が聞こえた後、今度はイスに飛び乗るような音が聞こえる。


〔ごーごー！〕

「ごーごーごー」


マッチはカジュアルからランクへ。

〔うえ？ここんとこ今チャーライあったやんな？消えてはるんなんで？〕

「…ボヤァ」

〔あ、あーごめん、チャーライ置いてあったのどこいった？〕

『あー、ごめんオレ取っちゃった。武器無くて。返すよ』

〔や、使うならいいんだけど…びっくりした、消えたかと〕

「いまのなに？」

〔方言ってやつね。気にしないで。…あ、セルあるよ。いる？〕

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

〔あ、居る居る！！ウルトおけ？〕

「ウルトあるよ、いけるいける」

『や、これ難しくないか…？』

〔いけるいける！ヴァルでおいで、避難ポータルおいとく、〕

「来た？…よし、ごーごー」

〔うっひゃぁ待ってここ2パじゃん！ごめん判断ミスった逃げよこれ無理だ！〕



〔逃げ逃げ！あ、ヤベェ待って、死、んだねぇ…〕

『ほら言ったじゃないですかぁ…』

〔ごめ、バケモンチームだから安心しきってたw〕

「…いくか？」

〔んー…安置優先、どーぞ置いてって！〕

「……ｼｰ…ダメか、」

『いや、あと3部隊だよ、従おう』

「………씨발 」

『よくないですよー』

〔…どんな意味？〕

『まあ簡単に言うなら…ふぁっきゅー？』

〔…だめじゃんそんな事いっちゃぁ！w〕


…たまに日本語をおしえられ、韓国語を教える。

ゲームも上手い、会話も上手い、ノリがいい…。

それでいて完璧すぎない、ちゃんと人間らしい。



ケトもリオも、CRに加入してくれればいいのに。

本気でそう思う自分に、内心フッと笑った。

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