step.13 ページ14
「マネージャーをやってみないか」
水樹から打診があった。
「マネージャーやんない？」
風間からも誘いを受けた。
少なくとも2人は
自分を必要としてくれてること
素直に嬉しかった。
しかし、しかしだ。
マネージャーなんて
やったことがないのに
強豪校のソレは自分には
重荷になりすぎる。
返事はすぐにできず
保留にしてもらっている。
考え出して3日目。
放課後の掃除が終わり
生方が声をかけてくれた。
生方「居残り決定。ここに座って。」
窓際の生方の前の席に座らせられる。
教室には数人残っている程度だ。
((あなた))「生方さん、どうしたの？」
生方「どうしたは、こっちのセリフ。
なに？悩んでること知らないとでも
思ってんの？」
((あなた))「あ、え、えっと。」
生方「自分で思ってる以上に。隠すのヘタよ」
((あなた))「ごめん。.....話聞いてくれる？」
生方「そのための居残り」
((あなた))「実はサッカー部のマネージャーを
してみないか？って言われて。
自分を頼ってくれたことに感謝して
るんだけどプレッシャーもあって。
どうしたらいんだろうって考えてた」
生方「はぁーーーーーー」
何かと思えばそんなこと。
と生方さんに言われ、2人で
掛け声が聞こえるグラウンドを見た。
生方「やれるかどうかじゃなくて、
やりたいかどうかなんじゃない？
あのバカ柄本だって下手くそすぎんのに
向き合ってる。」
((あなた))「やりたいかどうか」
生方「そ、難しく考えすぎ」
心は決まっていたように思う。
自分の可能性は信じきれなくて
迷っていた。
ひたすらにサッカーと
向き合う友人たちが
眩しくて、羨ましかった。
((あなた))「マネージャーやってみる」
そうすると意外な答えが返ってくる。
生方「あたしもやってみよーかな」
驚いて顔を見返すといつもより
何倍もキレイな笑顔がみえた。
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飴吐柚璃(プロフ) - オリジナルフラグ対象作品ではないため、オリジナルフラグをお外しください。 (2016年10月23日 13時) (
レス) id: dd5e2ba253 (このIDを非表示/違反報告)
飴吐柚璃(プロフ) - オリジナルフラグ対象作品ではないため、オリジナルフラグをお外しください。 (2016年10月1日 23時) (レス) id: dd5e2ba253 (このIDを非表示/違反報告)
明石(プロフ) - オリフラを外してください (2016年9月28日 20時) (レス) id: d2dad95824 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月 | 作成日時：2016年9月20日 20時
