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#43 side

ひとり、朝の空気の中で伸びをする。

綺麗好きな俺にとって欠かせないルーティン、毎朝のゴミ出し。


同じ時間帯に外に出ると、犬の散歩をしている人、少し慌てた会社員、
同じ顔ぶれは、いつの間にか自分の中で顔なじみになっていく。



そんな日常のひとコマの中で、少しだけ気になる事がある。


同じように通り過ぎる、一人の女子高生。


失礼を承知で、

特別可愛い訳でも、魅力的な訳でもないし、

高校生に惹かれている訳じゃない。



けれど、毎朝通りかかる、

ただじっと前を見据えているようで、何も見ていないような


寂しさだとか、色んな感情を抱えて、そしてそれを全て必死で隠しているような


何かを、強く求めている



彼女のその瞳が、何故か気になる。





(声、掛けてみようか)

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かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年6月10日 21時) (レス) id: b946a130ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るる | 作成日時:2019年6月10日 21時

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