- 時透くん日記 - 〖 鬼滅の刃 〗

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ゆっくりと青い空を白い雲が流れていく。

それをぼーっと眺める少年がいた。



時透「 …静かだな 」



いつもは少年の周りにいる、人懐っこい犬のような
雰囲気を纏う少女の姿は無い。

そのせいか、少年は少し退屈そうに見える。



時透「 … 」

胡蝶「 Aさんがいないとつまらないですか？ 」



音もなく姿を現す胡蝶にも、驚く様子を見せない少年。

少年は胡蝶の言葉に少し表情を変えて、
何かを考え込むように黙り込む。



時透「 …そうなのかな、でもなんでだろう 」

胡蝶「 それは貴方にしかわからないですよ 」



胡蝶はクスッと微笑むと、少年の様子を遠目で見つめる。

少年は何かを考え込んでいた。



胡蝶「 そうそう、それとあとひとつだけ 」

時透「 ？ 」

胡蝶「 気づいたらちゃんと伝えてあげてくださいね 」



その胡蝶の言葉に、少年は首を傾げるだけだった。



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