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松田side
櫻木「…、許してあげるって、言いたいけど…。陣平、今まで何回私に『次は気を付ける』って、言った？
私、毎回信じていたのに…。いっつも裏切るじゃん。もう…、信じれられないよ」
ごもっとも過ぎてなんにも言えねーな。我ながら嫌になるぜ。
松田「ごめん…、何度も裏切っちまって…。だけど、今度は絶対、お前のこと裏切らないから」
櫻木「…」
松田「今度こそ、大丈夫だから」
櫻木「…」
そりゃあ、急にこんなこと言われて信じるなんて無理だよな。でも、今度こそは…
それを、俺の隣で聞いていたハギが急にスマホを奪い
萩原「Aちゃん、今回はこれに免じて許しくれるかな？陣平ちゃんもすごく反省しているみたいだし…今すぐじゃなくていいからさ」
櫻木「分かった。…今回は、許すけど。次はもう分かんないよ。」
『許す』って言葉が
こんなに嬉しいことなんて、ないよな…
松田「あぁ、分かってる。今回は大丈夫だから」
櫻木「うん。分かった」
とりあえず、何とか許してもらえたようだなと、そっと胸をなでおろす
まあ、今回はハギの気遣いとAの心の広さのおかげだよな…
No side
松田「あと、俺の連絡拒否していただろ？」
櫻木「あぁ、ごめん。なんかイライラしてて…。せっかく送ってくれたのに」
松田「謝ることねーよ。あの後なんだから」
櫻木「次は、しっかりメッセージも電話も返すから」
松田「あ、あぁ。じゃあ」
用事が終わったため、通話を切ろうとしていたところを萩原が取って…
萩原「そういう訳で、二人も仲直りできてよかったよ。Aちゃんこんな時間にごめんね」
櫻木「いや、大丈夫だよ」
萩原に「何か言わないと」と、言われて
松田「今日は、色々ごめんな。お前に嫌な思いさせて」
櫻木「もういいって。陣平も今日も遅いんだから早く休みなよ」
松田「分かった。じゃあな」
通話を切る。わだかまりが解消され、二人とも思わず笑みがこぼれたとか…
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五月雨(プロフ) - コメントありがとうございます！興味を持ってくれて、とても嬉しいです！更新の励みになります。 (5月20日 23時) (
レス) id: 754347d46e (このIDを非表示/違反報告)
灰猫 - 初めまして、小説読みました。面白くて、続きがとても気になっています！これからも楽しみにしています。 (5月20日 20時) (レス) @page47 id: 256089333c (このIDを非表示/違反報告)
五月雨(プロフ) - りこさん» コメントありがとうございます。 更新の励みになります。 (5月12日 22時) (レス) id: 754347d46e (このIDを非表示/違反報告)
りこ - 初めまして！この作品面白くて大ファンになりました、次回も楽しみにしてます！ (5月11日 23時) (レス) id: a8b9c2ae53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：五月雨 | 作成日時：2023年5月7日 23時
