3話 ページ4
私は3人の元に歩いていった。
プロデューサーは凄いな…私にはそんな言葉かけられない
『プロデューサー…』
柚希「!…Aちゃん」
奏多「…Aちゃんどうしてここに?」
『少し、気分転換に。
…私は皆んなの事全然知らないけど、第三者目線から言うと…
F∞Fは、湊君が居たら凄くバランスがいいし、I♡Bはバンドだからキーボードの人が居た方が演奏の幅が広がるから、2人は必要だよ』
私は早口でそう言うと、2人から視線を外した。
朝陽「Aさん…」
奏多「もしかして、励ましてくれたの…?」
『!…カァ〜///』フイッ
柚希「ふふっ。Aちゃんがそう言うなら間違いないわよ」
朝陽「ありがとうございます、Aさん!」
奏多(今まで話した事なかったけど、優しいんだなAちゃん)
虎彦「おーい!そこの4人、何してんだー?」
すると、何処からか日下部君の声が聞こえてきた。
虎彦「ここだぜーっ!よっ…と!」
朝陽、夢主「『わあっ!?』」
奏多「そ、空から虎ちゃんが降ってきたよ!?」
柚希「びっくりした…今、どこから降りてきたの?」
すると、今度は桃井君の声が聞こえてきた。
なんと、桃井君は給水塔のところに居るそうだ。
プロデューサーは日下部君に注意をしようとしたけど、日下部君に「いいもの見せてやる!ついてこい!」と、言われできなかった。
というか、あの位置って話聞こえてたんじゃ…
プロデューサーが許可をし、私達は給水塔の梯子をのぼった。
朝陽「Aさん、手を握って下さい」
朝陽君は上から私に手を差し伸ばした。
その手を握り、上までのぼりきった。
『ありがとう、朝陽君』
朝陽「いえ。Aさんは女性なので…」
優しいな、朝陽君…
楽「ようやく全員到着じゃの」
若王子さんも居たんだ…
若王子さんはいつもここでお昼寝をしているそうだ。
すると、折原さんまで出てきた。
日下部君はもう少しで凄いものが見られるからと、皆んなで待っとく事にした。
そして、少しすると目の前に絶景が広がっていた。
奏多「わぁ…!」
朝陽「すごい…。こんなに綺麗な夕焼け、いつぶりでしょう…」
『綺麗…』
思わず感嘆の声が出てしまう。
夕陽が沈んでいくのがよく見える。
虎彦「にしし!すげーだろ!」
日下部君の自由さは、普通の人では見れない景色を見れる。
すごいなぁ…
私は日下部君を見ながらそう思った。
2人とも元気を貰えたみたいで良かった。
15人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
藍(プロフ) - 凄く楽しく読ませてもらっています!!!アイチュウの作品って少ないからこんないい作品を投稿してくれてありがとうございます!更新頑張ってください!!!! (2021年1月27日 12時) (レス) id: fbff83c9ca (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Azuki x他1人 | 作成日時:2021年1月18日 21時