「好き。」ただそれだけで (ページ14)

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ユンギの家

JK「ヒョン…俺がAに好きって伝えてなかったら、こんなことになってなかったよね？」

YG「まぁ、そうかもな」

JK「ただ好きってだけなのに、何でこんなにAを傷つけちゃうのかわからなくって。諦めたくないけど、このまま友達続けてたら…もっと傷つけちゃうのかなって」

YG「あいつ、泣いてたか？」

JK「泣いてました」

YG「それ見て、どうした？」

JK「思わず…抱きしめちゃいました。不味かったかな…」

YG「お前諦める気ないんだから、突き進めよ」

JK「え？」

YG「学校のやつが見てるかもしれないのに、抱きしめたんだろ？もっと炎上するかもしれないのに…守る覚悟あるなら、守りきれよ」

JK「…ヒョンは守りきれたんですか？」

YG「俺は守ってやることができなかった。」

JK「...あのヒョンたち、何か隠してますよね？Aに関係してることで。何を隠してるんですか？」

YG「隠してるわけじゃないけど、言いたくないんだ。今は」

JK「今言おうが、あとで言おうが一緒じゃないですか。だから言ってください」

YG「言いたくない。とりあえず今は言えない。…俺、もう寝るわ」

ヒョンたちは何を隠してるんだ？

Aが関係してるのは間違いない

Aが傷ついたってことも間違いない

君がどんな過去を背負って生きてるか知らないし、

俺が守り切れるかもわからない。

でも、守りたい