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5話 ページ6









炭治郎「禰豆子!どこだ禰豆子!!」


胡蝶「あまり叫ぶと怪我に響きますよ」


悲鳴嶼「なんと哀れな子供だろうか……

早く黄泉の国へ…葬ってあげよう……」


甘露寺「きゃー!怪我してるのね!可愛い♡」





紅蓮寺がいない間に始まった柱合会議。



身動きが取れないよう、手足を縛られている炭治郎。

妹の禰豆子の姿が見えない。





炭治郎「お願いします!

禰豆子には何もしないでくれ!

誰も食べてない!殺してないんだ!」


宇髄「そんなことは関係ねぇ。

俺は殺るぜ。派手に血飛沫を飛ばしてやろう」


炭治郎「っ…!」


時透(あの雲……何かに似てる…なんだっけ…)


不死川「こんな奴さっさと始末しちまおうぜ!

鬼である以上妹も早々に殺ってやらぁ!!」


炭治郎「やめてくれ!頼む!!」


伊黒「殺してない?それがなんだというんだ。

ここは鬼殺隊。鬼である以上生きる理由無し、殺す他ない」






不死川「これだろ?鬼が入ってる箱はよォ」


炭治郎「やっ!!」





不死川は禰豆子が入っているであろう背負い箱を手に取り、刀を突き刺した。





禰豆子「ううううっ…!!」


炭治郎「禰豆子ぉぉおお!!!」


不死川「おら鬼。さっさと出てこい」


炭治郎「や、めろおぉぉお!!!」






と、炭治郎が目の前の不死川に向かって走り出す。

突然のことに不死川も反応が遅れたのか、炭治郎の頭突きをもろに食らってしまう。






不死川「クソガキがぁ……!!」




『不死川』


不死川「!!!」


『やめないか。みっともないぞ』

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作者名:しょうが湯 | 作成日時:2019年9月17日 0時

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