星屑のアイロニー〈 Ren.N ＊ Yuta.K 〉

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「ごめん…！お待たせ！」



岸『全っ然大丈夫！俺も今来たからさ』





ニコって、優しく微笑む岸くん。





「ほんと岸くんって、…そういう所も優しいよね」



岸『いや、今来たのほんとだし』






…今日は、岸くんとのお出かけだ。





岸『先にさ、言ってたとこでも行く？

その近くで軽く食べもん食いてーわ』



「うん、行こっか！

ていうか、朝ご飯食べて来てないの？」



岸『まぁ、、ちょっとは食べたんだけどね。笑』





そうして、目的地の近くにあるカフェに向かう事にした。





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「わぁ見て〜！美味しそう！」



岸『な！うまそ〜！』




私たちは、別々のデニッシュを頼んだ。




「デニッシュって、美味しいんだよね〜」



岸『そうなの？』



「まぁ、食べたら分かるよ！食べよ！」




そして、手を合わせて

お互い自分のものに手をつける。




岸『んっ、…ほんとだ、うまいかも』



「かも、なんだ。笑」



岸『いや、かもなしだね』



「どっちよ。ふふっ」




美味しそうに口に運ぶ岸くんを見てると、

こっちまで幸せになってきて。





岸『あれ、食べないの？』





いつの間にか


…私は岸くんに、見惚れてたみたいだった。





「美味しそうに食べるな〜って。」





そう言うと





岸『Aちゃんだって、美味しそうに食べてるよ？』





そんな似た返事が返ってくる。





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