▽ ページ11
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『…ぉおー！Aちゃん！』
……んー、…と。
私の事…なのかな？
その声がする方へ、少し顔を向けてみると
岸『もう忘れちゃった…？
ピエロの岸！』
…無邪気な笑顔に
駆け足で寄ってきてくれる彼は、そう言った。
あの日の遊園地からだから…
１週間ぶり、かな。
私は…、
｢…岸優太。
忘れてないよ、覚えてる｣
そう言うと、
岸『よかった…っ、』
そう言ってくれて…
今度は胸をなで下ろして、
安心しきった顔をするんだ。
｢岸くん、ここで何してるの？｣
次にそう問いかけてみると
岸『あぁ、…えっと、』
…突然、目を泳がし出す岸くん。
ここは、
私の通ってる大学の
1番近くにあるコンビニで。
｢もしかして、この近くの人だったり…？｣
岸『ま、…そんな所かな』
彼は、人差し指で頬をかいた。
｢あれ、でも…
遊園地から遠いいんじゃない？
毎日ここから通ってるの？｣
遊園地まで、
電車で2時間以上はかかる気がする。
岸『んー…まぁ、それは慣れかな』
…そうして、岸くんは静かに目を伏せた。
私だったら、絶対近くに引っ越すのになぁ…
すると、しばらくして
岸『…この後、空いてたりするかな？』
彼は私の顔を伺うように、問いかける。
…確か、
今日は講義だけで…
でも、それはもう終わって帰るだけだった。
…けど、だからと言ってすることは何も無い、し。
渡された課題も、もう終わらせたから
｢空いてる…かな、｣
岸『えっまじ？！』
｢誘ってきたくせに驚かないでよ、…ふふっ｣
…ほんと、
岸くんといてる時は自然に笑えて。
�� ごめんごめん ��
岸くんもそう笑いながら謝ってきたんだ。
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涼宮美桜 - このお話めっちゃくっちゃ好きです！これからも更新頑張ってください！応援してます！！ (2019年11月11日 19時) (
レス) id: 67fa9efd8d (このIDを非表示/違反報告)
永瀬廉LOVE - めちゃめちゃ面白くて、続きが気になります！更新頑張ってください！！ (2019年2月23日 23時) (レス) id: 1204bd078a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひぃち | 作成日時：2018年11月21日 23時
