第２章５節 Nｓｉｄｅ 俺に永遠なんていらない 後編」 ページ17
あの後、斗真は救急車で運ばれていったからあの後斗真に何があったかも知らない。
だから、あの声もおそらく幻聴、もしくはパンドラが言わせたんだ。
俺は、そう思いたい。
そして、俺は斗真のいる病室を去った。
ー ２０３８号室 二宮のベッド
部屋に戻ると、潤くん(松本)を除く３人とクレアが俺のベッドの周りに集まっていた。
そうだよな、潤くんは映画の撮影があるもんな。
そのいる中で、真っ先に口を開いたのはクレアだった。
ク「君、二宮と言うそうだな、二宮、さっきので今の状況は分かってくれただろうか？」
二「確かに、事情はよく分かった・・・。で？」
ク「分かってるでしょ？知らない振りしないで、デュエラーになって欲しいの」
二「でゅ、でゅえらー？」
ク「そう、デュエラー、自分たちの能力を使って戦う人のこと」
二「能力・・・俺には無理だな断るよ」
ク「え？断るの？恩恵があるって言うのに」
二「恩恵？」
そう言うと、クレアは得意げな顔で言った。
ク「そう、その恩恵は後で詳しく言うけど、”汚染されない限りずっと生きられるの”」
二「随分長い説明だな。でも、”俺に永遠なんていらない」
４「え？どうして？」
二「昔、(ノストラダムスの大預言)ってあっただろ？あれで。俺、死ぬって思ってたから
その日までに、やることをやりきろうと思った。でも、そんなものは無かったし、預言は嘘だった
それで、その時、俺は思ったんだ。１６歳から先の人生は全部”おまけ”なんだって。
おまけの人生なんて、俺にはいらない」
それを聞くと、大野は不満げな顔で言った。
大「ニノ・・・お前、自己中な奴だな。知ってるだろ？斗真はパンドラのせいで
あんな風になったんだ！お前は斗真を助けたいとは思わないのか？」
二「でもさ、もし、それで潤くんも俺もデュエラーになって戦ったとする。
それで、この中の誰か、それかみんな死んだとする。そしたら、後に残った斗真が
かわいそうだとおもわねえのかよ！」
久しぶりに怒鳴った。周りのみんなはキョトンとしている。
少しバツが悪くなった。
二「ちょっと、外行ってくる」
そう言って俺は病室を去った。
信じられない、あんな少しの間に３人がデュエラーになっていたなんて・・・。
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鈴神(プロフ) - 黒麗っち下さい《とある漫画から引用》展開がよすぎです！続きがとても気になります！ (2013年3月17日 18時) (
レス) id: 2a8f8ba781 (このIDを非表示/違反報告)
鈴神(プロフ) - 勝負、まだ決着ついていないんですか？ニノはどうなったのでしょうか… (2013年3月17日 2時) (レス) id: 2a8f8ba781 (このIDを非表示/違反報告)
鈴神(プロフ) - フェリの能力がついに見れる時がきましたね！ニノをどうやって元に戻すのか気になります！ (2013年3月16日 12時) (レス) id: 2a8f8ba781 (このIDを非表示/違反報告)
鈴神(プロフ) - 剣を交えるところで終わるなんてかっこよすぎです！次回はどうなるのでしょうかっ？（ワクワク (2013年3月15日 8時) (レス) id: 2a8f8ba781 (このIDを非表示/違反報告)
鈴神(プロフ) - どうしても今回の生田さんがロ○ーノにしか見えません… (2013年3月11日 22時) (レス) id: 2a8f8ba781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒猫ニーファ | 作成日時：2013年2月22日 15時
