第２章2節「俺に永遠はいらない 前編」 ページ14
ーNside
女の人が病室に入ってきた。
綺麗な白色をした長い髪をなびかせて、病室内を歩く。
ここの病室にいるのは俺と相葉さんだけ
そして、俺はあの女の人に見覚えはない。
あの人は相葉さんとどんな関係なんだろう。
俺はずっとそれを考えていた。
しかし、その人の視線が俺に向いていることに俺は気づいた。
俺がその人の目を見ると、その人は
俺に向かって歩いてきた。
一体俺に何があったと言うのか。
しかし、そう考えている間にも、その人は
俺のところに向かい、俺の寝ているベッドに掛けた。
そして、女の人は、俺に向かって言った。
？「助けて」
二「？」
？「助けてっ」
俺が首をかしげても、その人は同じことを
繰り返す。
二「助けてって、俺は何をどう助ければいいんですか？」
俺がそう言うと、女の人は、急に真面目そうな顔になって、言った。
？「今、この世界は、極悪秘密結社(パンドラ)に狙われているの。
だからこの日本と、人々を救ってほしい」
二「パンドラ？聞かない名前だな。
その、パンドラってのはなんだ？」
そう聞くと、その人は、黙ってテレビの電源を入れた。
テレビでは、俺たちがあの日巻き込まれた事故について、
様々な専門家が議論していた。
その人たちは、こんなことをいっていた。
ー
この事件のビデオを見ると、
あの、少し前に昏睡状態に陥ったはずの、"生田 斗真"さんが映っているんですよね。
おまけに、目撃情報もたくさん出ていることですし、これはなぜでしょうか？ ー
やっぱり、そうだったのか。
あの声も、あの姿も、斗真だったのか。
そのあと、女の人は、テレビを消して、言った。
？「斗真とか言う者は悪くない。悪いのは
その斗真の魂を悪用した(パンドラ)だ」
第２章3節 幕間「斗真」→←第２章 「覚醒と抵抗」１節 STORY 「足音」
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鈴神(プロフ) - 黒麗っち下さい《とある漫画から引用》展開がよすぎです！続きがとても気になります！ (2013年3月17日 18時) (
レス) id: 2a8f8ba781 (このIDを非表示/違反報告)
鈴神(プロフ) - 勝負、まだ決着ついていないんですか？ニノはどうなったのでしょうか… (2013年3月17日 2時) (レス) id: 2a8f8ba781 (このIDを非表示/違反報告)
鈴神(プロフ) - フェリの能力がついに見れる時がきましたね！ニノをどうやって元に戻すのか気になります！ (2013年3月16日 12時) (レス) id: 2a8f8ba781 (このIDを非表示/違反報告)
鈴神(プロフ) - 剣を交えるところで終わるなんてかっこよすぎです！次回はどうなるのでしょうかっ？（ワクワク (2013年3月15日 8時) (レス) id: 2a8f8ba781 (このIDを非表示/違反報告)
鈴神(プロフ) - どうしても今回の生田さんがロ○ーノにしか見えません… (2013年3月11日 22時) (レス) id: 2a8f8ba781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒猫ニーファ | 作成日時：2013年2月22日 15時
