愛よ僕を導いてゆけ2(ym×in)

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風呂から出て来た山田は真っ白い顔にびっくりし
た！！

パックらしい…


そうかぁ〜この綺麗な顔…いや、肌には色々努力があるんだ…

俺なんて洗ったら洗いっぱなしよ。


そんなパックを付けたまま

桜井くんのテレビを見ながら

伊「櫻井くんて凄いよね。俺なんてまだまだ…」

って言う俺にソファーで隣に座った山田は俺の手を握り真顔で

山「そんな事ないよ。伊野尾ちゃんは誰よりも頑張ってる。今、一番勢いがあるよ。忙しくて押し潰されそうになったら俺を頼って。俺は伊野尾ちゃんの力になりたい。」


ふぶっ…そういうセリフはパック剥がしてから言おう！！


俺は吹き出して笑ってしまった。


あっ、笑ってる…


俺、今、笑えた…



山田…



って感謝の気持ちもその一瞬で『寝よう』と言われて、寝ようとしたら、連れてかれたのは山田の部屋で、ででぇ〜〜んと置かれたクィーンサイズのベッド…

山「じゃ、俺こっち側で寝るから、伊野尾ちゃん手前ね」


えっ？

人に布団置いてこいって言っといてベッド一個なの？

しかも脱ぎ始めてるし…

なんで脱ぐの！？


これってもしかして『貞操の危機！？』ってヤツ？？？？


山「俺、寝る時いつもパン一だから」

俺はくるっとリビングのソファーで寝ようと部屋を出て来うとしたらベッドに引っ張られて押し倒されてしまった…


ヤバイって、無理強いはしないんじゃなかったのかよっ！！


もうどっちがソファーで寝るで揉めて、結局、羽交い締めにされて

山「あ〜〜もう、グダグダ言ってるとこのまま犯 すよ！？」


と、脅されてしまった…

俺は大人しくそのままでいたけど、腰に何か当たるんだけど…と、抗議したら『当たり前』と言われて一喝されてしまった…

俺はドキドキが止まらなくて、それは背中からも伝わって来て、あぁ、山田も緊張してるんだ…

と、思うと不思議にドキドキが収まっていった。

山田が寝たの？って聞くから、寝た！って言ってるのに、反転させられお休みって額にちゅっとキスされた…

『またっ！！』と叩いて抗議すると

山「好き。好き。大好き」

と、囁かれてしまい、つい…

伊「お前マジで襲うなよ」

って言ってやった。

山「大丈夫。これは催眠療法。繰り返し言って伊野尾ちゃんの潜在意識に植え込むの。好き。好き。伊野尾ちゃんも俺が好きになる。」

何が「催眠療法』だ…

でも俺はその温かな温もりの中、すぐ眠りに落ちていった…

あんなに眠れなかったのに…

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