15 ページ10
「うむ。俺は男だ!どこからどうみても男だ!!」
スクリーンの亀は
「どこからどうみても男に見えないから聞いたんじゃん!また、こんな可愛い〜のに男かぁ〜。俺また失恋したわ…」
っと、亀はスクリーンの中をくるくる回る。そして…
「みんなイケメンだけど、なんかのアイドルグループ?っと、マネージャー?」
「違うゾ!俺は高木の愛じ…うぐぐぅ…」
口を塞いだのは有 岡。
「頼む、いのちゃん、黙っててくれよ」
「なんの関係なの?マネージャーさん?」
「えっ?俺がマネージャーなのっ?」
さっきから『マネージャー』と言われていたけど、まさか自分とは思ってなくてびっくりした有 岡だった…。
「図々しい…」
っと、ぽそっと山田が呟いた。
「か、会社関係!?」
何故か語尾が裏返ってしまった有 岡。
「へぇ〜なんの会社?随分イケメン揃いだね」
更に亀の追求は止まない。
「なんの会社なんだ?山田…」
ぼそぼそと聞く有 岡。
「何でもいいじゃないですか?適当で…」
どうでもいい…っと投げやりな山田。、
「じゃ、ホスト」
「えぇ〜〜っ!ホストなのぉ〜〜。どこ、どこのお店!!みんな行きたいよね!?こんなイケメン揃いのホストなんて…行きたい人〜〜〜」
の、亀の訳の分からない問いかけにそこにいた女達は「行きたいたぁ〜い!」の大合唱!
前座で、練習でもしてのかよっ!ってくらい揃っていた…が、何故か伊野尾も右手を掲げて叫んでた…。
そして、くりっと反転して有 岡にわくわくした顔で
「…っで、【ホスト】って何?赤いアレか??」
「…だぁか〜らぁ、いのちゃんは黙ってろって!ややこしくなるから…」
伊野尾は、なんだよっ!感じ悪っ!!って有 岡に悪態を吐きながら、高木と一緒に椅子に腰掛けてしまった。
…どうやら、もう飽きたらしい……。
「【ホスト】とは、男性従業員が女性客の隣に座って接待をする日本の飲酒店。 料金はフリータイム制でキャバクラのような時間制限はない。多くのホストクラブは永久指名制を採用しているが、中には指名変更可能な店もある。以上、うぃきぺでぃあより!ちなみに『ポスト』じゃねぇからな」
淡々と告げる山田にびっくりした伊野尾は
「…なんでも知ってるんだな、やまだは」
感心したように言う伊野尾に
「この位、普通です。あなたが知らなさ過ぎなんです!!」
「ふ〜ん、…で、フリータイムのキャベツは食べ放題なのか?」
174人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
rei(プロフ) - musicmans5962さん» musicmansさん、いつもコメントありがとうございます。ようやく新作まで辿り着きました。自分で思っていたより、番外編書いていてびっくりです。ちょっと時期が過ぎちゃいましたが、ハロウィンネタです。クリスマスも考えよう…かな?笑笑 (2019年12月5日 23時) (レス) id: f8f72ff211 (このIDを非表示/違反報告)
musicmans5962(プロフ) - きゃあ新作だあ(^∇^)総集編も嬉しかったんですが新作が読めて二重に嬉しいです。いのちゃんの可愛いさ癒されます^^ (2019年12月5日 8時) (レス) id: 65437c10de (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ