4(完) ページ49
と、いつものごとく、いいタイミングで帰って来る高木がいのちゃんを怒った。
絶対、隠しカメラがどこかにあると僕は思う。
……あの食堂にある不自然な観葉植物なんて怪しいと思う。
「俺の唇は売り物なのか?じゃあ、安く売っちゃ駄目なら、高木は高く買ってくれるんだろうな?」
意味が分かってるのか分かってないのかいのちゃんが高木を挑発する。
「トリックオアトリート!!お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ!」
「もちろん。あるさ。とっておきのが…」
と、いのちゃんの大好きな生クリームとカスタードクリームの二つのクリームのシュークリームだ。
いのちゃんの目がキラキラして顔がぱあ〜〜っと明るくなった。
「やっぱり、高木は俺のことを良く分かっている」
と、飛びついて、尻餅を突かせた高木の上に乗り、
「高い、お礼のちゅうだ」
と、高木の唇に自分の唇を合わせた。
涼介が
「ああ〜〜〜みんながいるのに、何やってるんですかっ!!」
と、いのちゃんを引き離そうとしたが、高木は笑って
「まあまあ、いいじゃないか、ここはひとつ、こいつは俺のだって見せつけておこう」
っと、高木の方からいのちゃんにちゅうをした。
しかも濃厚奴だ!!
呆れて涼介もほっておいて、みんなもその場を離れた。
みんな気をつかってシュークリームにしなかったのに気がついたけど、黙っておこう。
rei
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rei(プロフ) - musicmans5962さん» musicmansさん、いつもコメントありがとうございます。ようやく新作まで辿り着きました。自分で思っていたより、番外編書いていてびっくりです。ちょっと時期が過ぎちゃいましたが、ハロウィンネタです。クリスマスも考えよう…かな?笑笑 (2019年12月5日 23時) (レス) id: f8f72ff211 (このIDを非表示/違反報告)
musicmans5962(プロフ) - きゃあ新作だあ(^∇^)総集編も嬉しかったんですが新作が読めて二重に嬉しいです。いのちゃんの可愛いさ癒されます^^ (2019年12月5日 8時) (レス) id: 65437c10de (このIDを非表示/違反報告)
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