検索窓
今日:8 hit、昨日:2 hit、合計:59,527 hit

2 ページ47

「そうか、『トリックオアトリート』って言えばお菓子がもらえるんだな!うんうん」


っとお目目をキラキラさせてやる気満々のいのちゃん。


「ちね〜ん!トリックオアトリートなのだ!!」


と、突然、僕に振ってきた。


「えっ、今、突然言われても、僕もさっき知ったんだけど…」

「え〜じゃあ、『お菓子をくれないならいたずらしちゃうぞ!』そりゃ!!」


と、こちょこちょしだした、いのちゃんに僕は、やめてぇ〜っと騒ぐと、余計に僕を抱きしめながらこちょこちょした。


ようやくいのちゃんが離してくれた時は、僕はぜぇぜぇして床に転がった。


転がった時に誰かの足が見えた気がしたんだけど、もう一度見た時には何も無かった。


「ちね〜ん、みんなのとこに行くのだぁ〜!!」


っと、片手を上げて、お〜っと、気合いの入ってるいのちゃんに僕は付いて行った。

食堂にいたゆうとに

「ゆうと〜【トリックオアトリート、お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ、 】なのだ!】」

「ええっ?何にも用意してないよ」

と、突然のいのちゃんに驚いたように、両手でバイバイして、ないアピールをする。

「なんだとぉ〜、じゃあ、いたずらしちゃうぞ!!知 念、一緒にやるのだ!ゆうとを押さえるのだ〜〜!」


と、抱きつくようにこちょこちょする。


「わぁ〜いのちゃん、降参、降参!!」


と、いいながら、ゆうとは楽しそうだ。

逆にいのちゃんから離れない。


ぜぇぜぇ、しながら、いのちゃんは離れて


「知 念、次に行くのだ!」


とことこと行く場所は


「よしっ、次は大ちゃんだ!」


大貴の部屋の障子を勝手したたるなんとやらで、ば〜〜ん、と開け


「大ちゃん、【トリックオアトリート、お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ!!】」

「はあ?お菓子なんてねぇし…」

「よしっ、じゃ、今度は俺が押さえるから知念がこちょこちょするのだ!!大ちゃんは脇よりもヘソが弱いのだぁ〜!やれ〜〜」

「えっ?ちょっ、何言ってんのいのちゃ……わ、わっ、やめ……っ知 念…わは、わははははっ、、やめ、くすぐったいってば、やめろって〜〜」


いのちゃんに言われた通り、大貴のヘソをくすぐると、大貴は体を捩って大笑いしてる。

面白くて、結構真剣に擽ってしまった。


「じゃあ、次は光のとこだぁ〜」

3→←トリックオアトリート 1 (新作)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (127 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
174人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

rei(プロフ) - musicmans5962さん» musicmansさん、いつもコメントありがとうございます。ようやく新作まで辿り着きました。自分で思っていたより、番外編書いていてびっくりです。ちょっと時期が過ぎちゃいましたが、ハロウィンネタです。クリスマスも考えよう…かな?笑笑 (2019年12月5日 23時) (レス) id: f8f72ff211 (このIDを非表示/違反報告)
musicmans5962(プロフ) - きゃあ新作だあ(^∇^)総集編も嬉しかったんですが新作が読めて二重に嬉しいです。いのちゃんの可愛いさ癒されます^^ (2019年12月5日 8時) (レス) id: 65437c10de (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:rei | 作者ホームページ:http//  
作成日時:2019年11月9日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。