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「そうか、『トリックオアトリート』って言えばお菓子がもらえるんだな!うんうん」
っとお目目をキラキラさせてやる気満々のいのちゃん。
「ちね〜ん!トリックオアトリートなのだ!!」
と、突然、僕に振ってきた。
「えっ、今、突然言われても、僕もさっき知ったんだけど…」
「え〜じゃあ、『お菓子をくれないならいたずらしちゃうぞ!』そりゃ!!」
と、こちょこちょしだした、いのちゃんに僕は、やめてぇ〜っと騒ぐと、余計に僕を抱きしめながらこちょこちょした。
ようやくいのちゃんが離してくれた時は、僕はぜぇぜぇして床に転がった。
転がった時に誰かの足が見えた気がしたんだけど、もう一度見た時には何も無かった。
「ちね〜ん、みんなのとこに行くのだぁ〜!!」
っと、片手を上げて、お〜っと、気合いの入ってるいのちゃんに僕は付いて行った。
食堂にいたゆうとに
「ゆうと〜【トリックオアトリート、お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ、 】なのだ!】」
「ええっ?何にも用意してないよ」
と、突然のいのちゃんに驚いたように、両手でバイバイして、ないアピールをする。
「なんだとぉ〜、じゃあ、いたずらしちゃうぞ!!知 念、一緒にやるのだ!ゆうとを押さえるのだ〜〜!」
と、抱きつくようにこちょこちょする。
「わぁ〜いのちゃん、降参、降参!!」
と、いいながら、ゆうとは楽しそうだ。
逆にいのちゃんから離れない。
ぜぇぜぇ、しながら、いのちゃんは離れて
「知 念、次に行くのだ!」
とことこと行く場所は
「よしっ、次は大ちゃんだ!」
大貴の部屋の障子を勝手したたるなんとやらで、ば〜〜ん、と開け
「大ちゃん、【トリックオアトリート、お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ!!】」
「はあ?お菓子なんてねぇし…」
「よしっ、じゃ、今度は俺が押さえるから知念がこちょこちょするのだ!!大ちゃんは脇よりもヘソが弱いのだぁ〜!やれ〜〜」
「えっ?ちょっ、何言ってんのいのちゃ……わ、わっ、やめ……っ知 念…わは、わははははっ、、やめ、くすぐったいってば、やめろって〜〜」
いのちゃんに言われた通り、大貴のヘソをくすぐると、大貴は体を捩って大笑いしてる。
面白くて、結構真剣に擽ってしまった。
「じゃあ、次は光のとこだぁ〜」
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rei(プロフ) - musicmans5962さん» musicmansさん、いつもコメントありがとうございます。ようやく新作まで辿り着きました。自分で思っていたより、番外編書いていてびっくりです。ちょっと時期が過ぎちゃいましたが、ハロウィンネタです。クリスマスも考えよう…かな?笑笑 (2019年12月5日 23時) (レス) id: f8f72ff211 (このIDを非表示/違反報告)
musicmans5962(プロフ) - きゃあ新作だあ(^∇^)総集編も嬉しかったんですが新作が読めて二重に嬉しいです。いのちゃんの可愛いさ癒されます^^ (2019年12月5日 8時) (レス) id: 65437c10de (このIDを非表示/違反報告)
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