13 ページ42
伊「違うのか…。はっ、まさか、山田が正妻で、俺が愛人なのかっ!?」
山「あんたね……」
呆れてものが言えなくなった涼介はいのゃんをほっぽってシャワーに行ってしまった。
ぽつんと残されたいのちゃんは
伊「山田、否定しなかった…。やっぱり、山田が正妻で俺が愛人だったんだ…。俺は高木の1番じゃなかったんだ。…そうだよな…山田のがご飯作れるし、掃除も洗濯も完璧だもんな…俺…いるのかな?」
今回は果てしなく落ち込んでるいのちゃんだ。
知「僕がいるじゃない。僕はいつだっていのちゃんが1番だよ」
そう言って僕はいのちゃんの腰に手を回して抱き寄せた。
………つもりだったんどけど、いきなり首根っこを後ろに引っ張られた。
くっそぉ〜〜〜こんなことするのはあいつしかいない。
高「お生憎さま。俺も慧が1番だ。…まったく油断も隙もあったもんじゃない。慧、おいで」
ちっ、まったくこいつは【スーパーマン】か【スパイダーマン】並みにいいところに登場する。
あっ、ヤ☆ザだから、【ダークヒーロー】ってやつか?
いやいやいや、それじゃ僕が悪者みたいじゃないか。
むっとしてると取り返されたいのちゃんが高木の腕の中で真剣な顔をして
伊「高木、俺は【なまにく】よりもミディアムの肉の方が好きだ。けどなんで【肉】に【様】をつけるのだ?」
なんの事を言ってるのかと思ったら
山「違いますよ。【あいにく】は【生憎】と書いて【にく】がその【肉】ではなく【憎】です」
いつの間にかシャワーを終えた涼介が腕組みをして立っていた。
山「相手の期待がはずれたことを、からかっていう時とかに使うんです」
伊「そうなのか。高木は知 念をからかったのか。いつの間にそんなに仲良くなったのだ。俺は嬉しいゾ」
山「…いや、そのからかったじゃなくて…まぁ、もういいか…」
伊「お帰りなのだ、高木。早かったのだな。…ん?甘い香りがするゾ!!もしかして…」
高「当たりだ。じじぃからの差し入れだ。ついでにこの前失敗した【タピオカミルクティー】もだ」
伊「…失敗したんじゃない。【粉】にいろんな種類があるのを知らなかっただけだ」
ムッと頰を膨らませたいのちゃん。
山「そういうのを普通は【失敗】って言うんです」
大「あれは酷かったな…。小麦粉でやったから、固ったい味のない団子で…」
高「有 岡っ!」
僕もダンッ!
っと足を踏んでやった!!
大「いっ……」
174人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
rei(プロフ) - musicmans5962さん» musicmansさん、いつもコメントありがとうございます。ようやく新作まで辿り着きました。自分で思っていたより、番外編書いていてびっくりです。ちょっと時期が過ぎちゃいましたが、ハロウィンネタです。クリスマスも考えよう…かな?笑笑 (2019年12月5日 23時) (レス) id: f8f72ff211 (このIDを非表示/違反報告)
musicmans5962(プロフ) - きゃあ新作だあ(^∇^)総集編も嬉しかったんですが新作が読めて二重に嬉しいです。いのちゃんの可愛いさ癒されます^^ (2019年12月5日 8時) (レス) id: 65437c10de (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ