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キッチンに立っている涼介のケツを揉むからだ。
何度か目撃してる。
包丁を持って凄まじい殺気を放っているのを…。
それでも流石の涼介も組長にそんな事はできず、出すお茶にこっそりなんか入れてるのは黙っててあげる。


…ちなみにいのちゃんは胸をよく掴まれてる。


もちろん、僕は避けてる。
僕の運動神経を侮ってはいけない。


いのちゃんが山田の前に腕組みして仁王立ちして

伊「これで俺は高木の正妻だ。高木の一番だ。や・ま・だ。これから、俺の事は伊野尾様でいいぞ。い・の・お・様で!!間違ってもき・さ・ま呼びはすんなよ。後、化け猫もやめてくれ。猫呼ばわりするなら【ロシアンブルー】にしてくれ。分かったか、や・ま・だ」



大「なんで、ロシアンブルーなんだ?」


一人呟く大貴。


山「お断り致します」

伊「はあ〜?何で俺が断られなきゃいけないんだ!?正妻のお・れ・が」

山「それはちゃんとなってからにして下さい。正式に籍を入れたその時に、私は辞めますので。あなたになんか絶対、頭を下げたくありませんから」

伊「なんだってぇ〜、俺は正妻だゾ!!……ところで正妻ってなんだ?」


ここが吉本新喜劇なら、全員がずこ––––っとコケたであろう。
涼介なんて真っ赤顔して、口をパクパクしている。

あっ、立ち直った。

山「分からないのにその権力をふりかざそうとしたんですか?もうっ。正妻とは正式な妻、法律上の正式な妻を言います」

伊「愛人はなんだ。誤妻か?」

山「違います。【後妻】の【誤】がまちがってます。【後】です。愛するいとしい人。また、性的な関係にある相手、のことです。」

伊「…んむむむ、よくわかんないけど、正妻は正式だけど、愛人は身体の関係…どっちがいいんだ?大ちゃん?」

大「いきなり俺に聞くなよ」

伊「だって山田に聞いたら【愛人】って言うに決まってるし、知 念に聞いたら、【どっちも却下】って言うだろうし、そしたら大ちゃんしかいないじゃん。どっちがお得なんだ?」

大「いや、得とか損とかの問題じゃねぇだろ。気持ちの問題だろ」

伊「俺の気持ち……うむ、分かった。山田よりも優位になりたいからな。正妻にしとく」

大「…そんな理由……若頭、少しなんか言った方がいいんじゃねぇの?」

高「いや、俺は慧が側に居てくれりゃなんでも…」

大「……組の将来に著しく不安を感じる…」

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rei(プロフ) - musicmans5962さん» musicmansさん、いつもコメントありがとうございます。ようやく新作まで辿り着きました。自分で思っていたより、番外編書いていてびっくりです。ちょっと時期が過ぎちゃいましたが、ハロウィンネタです。クリスマスも考えよう…かな?笑笑 (2019年12月5日 23時) (レス) id: f8f72ff211 (このIDを非表示/違反報告)
musicmans5962(プロフ) - きゃあ新作だあ(^∇^)総集編も嬉しかったんですが新作が読めて二重に嬉しいです。いのちゃんの可愛いさ癒されます^^ (2019年12月5日 8時) (レス) id: 65437c10de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:rei | 作者ホームページ:http//  
作成日時:2019年11月9日 7時

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