♪ペットショップラブモーション番外総集編(tk×in)

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と、2人同時に怒鳴った。



「おいおい、穏やかじゃねぇな、どうした」


っと、まだ昼前なのにこそっと仕事を抜けていのちゃんに大好物なシュークリームを届けに来たであろう高木。

シュークリームの袋が丸見えだ。

……もっと真面目に仕事しろよ…。


「うむ。テレビでやってた家事のノウハウをこいつらに教えてやっていた！！」


っと、腕組みをしてうんうんと一人納得しているいのちゃんに


「そうか、そうか偉いな。じゃご褒美だそっ！」


っと、持ってたシュークリームをいのちゃんの目の前に出した。


いのちゃんの目が輝いた！！


「わぁ〜い、シュークリームだっ！！」


っと、猫踊りしそうな勢いのいのちゃんに2人が、


「偉くないっ！」


っと、また怒鳴ってる。


「だ〜から、なんでお前ら怒ってるんだ、コイツがお手伝いしたんだろ？偉いだろうが」


ああっ？文句あんのか、こらぁ！って勢いで2人を睨みつけるけど、山田も負けてない。



「手伝だったというけど、私が精魂込めてダシからとったみそ汁に隠し味だ！とか言ってケチャップ入れたんですけど…」

「…ミネストローネと思えばいいだろう」

「俺だって、洗濯物をパンパンもせずにぐしゃぐしゃのまんま干されて……」

「…アイロンって文明の機器があんだろ」



あくまでいのちゃんの肩を持つ高木に山田は


「とにかくです、手伝っていただかなくて結構ですので、放し飼いにしないで下さい！！」

っと、噛み付いたところにいのちゃんが


「痛み入ります」


っと言ったとたん、みんなの目の色が変わった。


高木が恐る恐る


「お前、またなんかDVD見ただろ…」


「うむ。暇だったから、大ちゃんの部屋にあった【家政夫のミタゾノ】を見たゾ！あれは家事のノウハウがいっぱいあっていいドラマだな！！俺はあのミタゾノの弟子になりたいゾ！」



あ〜〜〜っと、3人が3人とも声を出して頭を抱えた。


山田が大ちゃんに


「お前、変なDVD出しとくなよ！！」


っとこっそり言ってこづきあってる。


「うっせぇなぁ、勝手に見たあいつが悪いんだ。俺の責任かよ」


そんな2人を他所に高木が大ちゃんに向かって低い声で


「あ〜り〜お〜かぁ〜〜！！」


っと言ったとたん大ちゃんがビシッとなったが、


「今度からお前の部屋に置くDVDはえ ろビデオにしとけ。コスプレ系が俺の好みだ。特に猫ミミ」


に、真っ赤になって再び床に崩れ落ちた…。

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