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夕飯が食べ終わると、僕といのちゃんと大ちゃんは山田に呼ばれてキッチンに行くと何やら服を渡された。


「これに着替えてやれ。余興の衣装だ」


いつの間に…。


大ちゃんが


「シブガキ隊かよ…」


っと、ボソッと言ったのが聞こえた。


色付きのTシャツでいのちゃんが赤で僕が青、大ちゃんが黄色だ。


下は白の短パン。


「趣味、悪っ…」


思わず僕も言ってしまったが、山田にジロッと見られて


「2人はお前の部屋で着替えろ。早くな。おまえはここで…」


っと、僕の部屋の方へ押し出された。


「俺だけここかよっ!」


っと、大ちゃんの声がした。


すぐ着替えてキッチンにもどると、ご飯を食べてた場所が、テーブルが端に寄せられて、高木が真正面で、それ以外の組員もわらわらいっぱいいた。


山田が



「すったもんだがありましたが、お待たせしました!今日のメインイベント!!」



山田に合図されて部屋の真ん中に…


「では、おニャン子隊です。どうぞ〜〜」


勝手に命名されてるし…。


【猫】は合ってるけど。



♪しゃららら、素敵にきっす

しゃららら素顔にきっすぅ♪


実は組員のみんなにもチョコが用意されていたんだ。

作ったのは、もちろん、山田だけど…。

歌いながら、バケツからチョコを取り出して1人1人に渡す。


「おいっ、俺からのチョコも受け取れよ!!」


っと、大ちゃんが叫んでる。


そりゃそうだ。同じ貰えるなら、いのちゃんのがいいに決まってる。僕だっていのちゃんから貰いたい。


さて、いよいよサビだ。


僕と大ちゃんは歌いながら、いのちゃんを囲い、高木から見えないようにする。


♪ばれんたぃんでぇ、きっすぅ、

ばれんたぃんでぇ、きっすぅ、♪



……いのちゃんに赤い大きなリボンを頭に付ける、僕と大ちゃん。


♪ばれんたぃんでぇ。きっす。


リボンをかけて…♪



リボンを付けたいのちゃんを胡座をかいてる高木の前に連れてく。


「さっき、開けちゃったけど、高木に…」


っと、大揉めした曰く付きのチョコを渡す。


僕はトンっといのちゃんを押した。


「あっ……」


よろけたいのちゃんの身体を支えた高木は僕の目論見通り胡座の上に乗せた。


♪お〜べいびぃ お〜べいびぃ らぶみーどぅ!

とっておきのシャレたちょこれぇと
それは私のくちびる あなたの腕の中
わざとらしく 瞳をつむってあげちゃう♪


周りから起こる


『きっす!きっす!!』


コール

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うさこ(プロフ) - やっと番外編を読めて嬉しいっす(*^ー^)知念ちゃんとのお風呂講座も楽しかったです。高木くんがヤキモチ焼いてるのも面白いし。でも優しいから二人の事、大事にしてくれるから嬉しくて暖かい気持ちになりました。お風呂の話だけに温まりました(笑) (2020年10月10日 1時) (レス) id: 1d86e2ca18 (このIDを非表示/違反報告)
rei(プロフ) - Nayuさん» Nayuさん、コメントありがとうございます。ペトラは凄くリクエストが多かったので、番外編をまとめました。最後には新しいのを入れます!! (2019年11月4日 13時) (レス) id: f8f72ff211 (このIDを非表示/違反報告)
Nayu(プロフ) - 大好きなペトラだ〜!嬉しいです(*≧∀≦*)もう何回も読んでてみんなのセリフも分かってるんだけどニマニマしながら癒されてます。 (2019年11月4日 12時) (レス) id: dde7df5103 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:rei | 作者ホームページ:http//  
作成日時:2019年11月3日 16時

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