ピーチボーイ �� (ym×in)

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言っておきながら、自分でも照れ臭くて、シェフに話を振って、シェフと話ししだした。
またこのシェフ話が上手でつい話しし過ぎた。

山田が凄い眼力でシェフを睨んでる…



山「シェフ、俺にもノンアルもう一杯」


あっ、ついにシェフを強制送還させた。


俺はシェフに


伊「シェフまたねぇ〜」


と、手を振った。


ところでこいついつになったら


『この間のは嘘なんだ』


って言ってくるんだよ。


仕方ないから俺の方から言わせやすくしてやるか…



伊「ねぇ〜りょうすけ。今度デートしよっ♡」

山「な…何、突然。酔っぱらってんの慧」



なんか山田に【慧】呼びされるとちょっと『ドキッ』とする。


いやいや、何言ってんだ俺…


デートに誘って山田に『嘘でした。ごめんなさい』って言わせなきゃ…


伊「やっと【慧】って、呼んでくれた…慧、嬉しい♡」


と、可愛いこぶって目をパチパチさせて両手を鼻の辺りで合わせみた…

駄目か？

可愛くないか…


それなら…


伊「だってぇ〜せっかく付き合ってんだったらデートしたいじゃ〜ん」


ちょっと頰を膨らませて


伊「それともりょ〜すけは俺とデートしたくないのぉ〜？」


りょうすけをりょ〜すけ呼びにしてみた。


山「したい、したい。俺も慧とデートしたい♡」



よしっ！

やったぞ！！


つい抱きついちゃった…



伊「やったぁ〜。どこ行く？遊園地行って、絶叫マシン乗っちゃう？」


(いたじゃんの絶叫マシンロケ後という設定です)


と、この前、いたじゃんロケでゆうとと3人で「ビビリ三銃士」なんて付けられて、散々絶叫マシンに乗らされたばかりだ…

俺も山田も絶叫マシンが大嫌いだ。


山「いいねぇ〜…って2人とも乗れねぇ〜だろっ！！」


と、山田もノリ突っ込みしてきた。


結局、遊園地は、無理な2人なので、無難に映画見てショッピングしようってなった…

山田はセンスいいから服でも選んでもらおうかな？



さぁ、シチュエーションは用意したから

ちゃんと【嘘】って言えよ！！



帰る時にまたシェフが外 まで来てくれて


シ「またいらして下さい」


と、満面の笑みを向けられて手を出された…



その手を握って


伊「うん。また来るね」


って、言った。

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