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スマホをセットして、泣いてるいのおちゃんを抱きしめるシーンをやってみた。
自分で『カッ〜ト』と、いういのおちゃん。
しゃがんだままで身体を離したら、いのおちゃんが俺の首に手を回して
伊「いつも付き合ってくれてありがとう」
と、ぎゅーっとして来た。
山「そんな事、いいんだよ。慧の頼みならなんでも聞いてあげる」
と、俺もぎゅーっとしたら突然
伊「ありがとう。優しいなりょーすけは」
と、言って力を緩めておでことおでこを付き合わせて
伊「俺のハジメテ、りょーすけで良かった」
伊「好き」
と、言われて俺は…
【ズキン】ときた……
『いけない…今、言わなきゃ…』
これ以上【嘘】をつき続けてちゃいけない。
俺はついに
山「ごめん！！あの晩のヤッタってのは【嘘】なんだ！！段々【嘘】って言えなくなっちゃって…本当にごめん！！」
と、土下座した。
土下座したまま
山「慧の恋人になれて嬉しくて、幸せで…このまま恋人でいられたら…って…ご飯行ったり、デートしたり、本当に楽しかった…【嘘】って言わなきゃいけないって分かってたんどけど…」
何も言ってくれないいのおちゃん。
山「お…俺、オーディションの控え室で初めて慧を見た時からず〜っと好きだったんだ。一目惚れなんだ。」
今までの気持ちも喋り出してしまった。
伊「オーディションっていつの話だよ…」
いのおちゃんの低い声が頭の上からした。
そのいつもと違う声に【嫌われた】と思うと怖くて頭を上げられなかった。
山「12年前…」
伊「はぁ〜？」
山「凄く可愛くて、女の子だと思った…でもその後でステージで歌ってたからびっくりした…。他にもメンバーいたけど、その時から慧しか目に入らなかった。」
山「だから慧に映画の演技教えてって声掛けてもらった時、嬉しかった。だから必要なかったのにちゅーもしてもらった」
顔を上げていのおちゃんを見た…
山「好きなんだ…」
山「一回唇に触れてしまったら駄目なんだ…12年の思いが止まらなくなって…ずっと側にいれるだけでいいと思ってたんだけど…慧に触れたい…抱きしめたい…いつも一緒にいたい…って、嘘でもいいから恋人でいたかったんだ…どうしようもなく慧が好きなんだ…」
山「…でも駄目だよね…嘘のままでいいわけないよね…」
山「騙してごめん。俺を殴っても蹴ってでもいいから、許してほしい」
その時、黙ってたいのおちゃんが口を開いた。
伊「やっと言ったな」
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rei(プロフ) - まじゅさん» ありがとうございます。 (2017年8月30日 20時) (
レス) id: 1d3bbf9d73 (このIDを非表示/違反報告)
rei(プロフ) - い の や まさん» ありがとうございます。またやまいの書いてますので、よろしかったら読んで下さい。 (2017年8月30日 20時) (レス) id: 1d3bbf9d73 (このIDを非表示/違反報告)
まじゅ(プロフ) - reiさん» 読みます〜！ (2017年8月30日 20時) (レス) id: 3ddd68d214 (このIDを非表示/違反報告)
い の や ま - 完結おめでとうございます！伊野ちゃんと涼介が好きなのでこの作品見つけた時は即座に飛び付きましたttttt新作待ってます！ (2017年8月30日 8時) (レス) id: 375a60423e (このIDを非表示/違反報告)
rei(プロフ) - まじゅさん» 新しいお話。やまいのにしました。良かったらまた読んで下さい。 (2017年8月30日 7時) (レス) id: 1d3bbf9d73 (このIDを非表示/違反報告)
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