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山「やっとってどういう意味？」
えっ？えっ？？
と、疑問符いっぱいの山田だった。
ようやく理解したのか
山「嘘って気づいてたって事？」
伊「当たり前だろ」
山「いつから？」
伊「最初から」
山「嘘……」
山田は呆然としてた…
伊「俺を誰だと思ってんだよ」
伊「だからあん時『重いよ。面倒臭いよ』って釘刺しただろうよ」
山「そう言う意味だったの…？」
山「じゃ、なんでご飯行ったり、デートしたの？」
伊「お前がいつ『嘘でした。ごめんなさい』って言うのかと思って、わざわざシチュエーション作ってやったんだよ」
伊「なのにちっとも言わねぇから、本当にやられちまったかと不安になったわ…でもシャンパンのあと
送ってくれた時、寝てる俺に何もしなかったのを見て確信した。やっぱりあれは嘘で俺はやられてないって」
山「えっ…あの時起きてたの？」
俺はコクンと頷いた。
伊「でもまさか告白されっとは思わなかった…」
はぁ〜っと深いため息をついた…
伊「オーデイションって12年も前からって、お前さ…」
床に置いてた手をぎゅっと握りしめて、俯いたまま
山「分かってる。俺の事メンバーとしてしか見てない事…」
山「でも思ってるだけならって誰にも迷惑かけないからって、ずっと我慢してたんだ。隠してたんだ」
捨てられた子犬みたいにシュンとしてる…
山「でも、まさか映画のキスシーンで演技指導してくれって言われてキス出来ると思わなかったんだもん。」
おいっ、キスしろって言って来たのお前だぞっ！
山「ずっ〜っと憧れてたいのおちゃんの唇にふれたら、もっといのおちゃんに触れたい…ギュッと抱きしめたい…もっとキスしたい…ずっと一緒にいたい…誰にも渡したくないってどんどん欲が出て来て、抑えが効かなくなって…俺、苦しくて…苦しくて…」
伊「だからってあの嘘はねぇだろ？」
伊「俺の事、まっぱにしてあんな所やこんな所にまでご丁寧にキスマークつけやがって」
急に顔を上げて
山「そうは言っても、悪いのいのおちゃんだからね」
はぁ〜〜〜っ！？
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rei(プロフ) - まじゅさん» ありがとうございます。 (2017年8月30日 20時) (
レス) id: 1d3bbf9d73 (このIDを非表示/違反報告)
rei(プロフ) - い の や まさん» ありがとうございます。またやまいの書いてますので、よろしかったら読んで下さい。 (2017年8月30日 20時) (レス) id: 1d3bbf9d73 (このIDを非表示/違反報告)
まじゅ(プロフ) - reiさん» 読みます〜！ (2017年8月30日 20時) (レス) id: 3ddd68d214 (このIDを非表示/違反報告)
い の や ま - 完結おめでとうございます！伊野ちゃんと涼介が好きなのでこの作品見つけた時は即座に飛び付きましたttttt新作待ってます！ (2017年8月30日 8時) (レス) id: 375a60423e (このIDを非表示/違反報告)
rei(プロフ) - まじゅさん» 新しいお話。やまいのにしました。良かったらまた読んで下さい。 (2017年8月30日 7時) (レス) id: 1d3bbf9d73 (このIDを非表示/違反報告)
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