02 ページ2
前もってシュミレーションしておかないと不安でしょうがないんだ…渡された台本だって擦り切れる程読んだけど、どうしてもキスシーンだけ出来る気がしない…初主演でいきなり監督から駄目だしされたら俺にやってけない…」
正確には【背】足んねえんだけど…丁度はいないから…その事は黙っておこう。
伊「だから頼む、俺にキスシーンの指導して下さい！」
と、今度は顔の前で両手を合わせてお願いした。
すると山田は
山「あ〜もう分かったから！！やるよ。やってあげる。でもこの山田様の授業料高いかんね！」
伊「えっ、本当！？ありがとう山田」
山「指名料も別料金だかんね」
伊「そこは何とか負けて下さい！！」
山「じゃ、まず俺にキスしてみて」
伊「いっ、いきなり…？」
俺はきっと『ボンッ』って音がするくらい
真っ赤になった気がする…
顔がやけに熱い…
ワタワタしてたら
しびれを切らした山田に…
山「何だよ〜やるのか、やらないのかよ。俺は別に指導しなくてもいいんだけど…」
っと、言われてしまった…
伊「いえっ、やります！！ やらせていただきます！！」
そう言うと俺は山田の肩を手をガシッと押さえて
顔を近づけると…
山田の綺麗な顔が間近過ぎて
綺麗な目に吸い込まれそうだ…
ってか、すげ〜ガン見なんだけど…
なんで…？
『せめて目、瞑ってくれないかなぁ〜』
と、思いながら
えいっと目を瞑って(俺が瞑ってどうするっ)
山田の唇に自分の唇を合わせた…瞬間
山「はい、駄目〜〜〜」
伊「えぇ〜〜〜早っ！！」
山「ったく、幼稚園生のキスかよっ！！
はい、やり直し〜」
やり直しって言われても…
どこをどうやり直したらいいんだ？
顔に手を添えて唇をそっと合わせてみた…
山「いのおちゃんってキスヘタクソだな！ よくそんなんで女と付き合ってたな…」
伊「ばっ、ばか、俺は大学に忙しくて女どころじゃなかったんだよっ！！
卒業してからも、みんなに活動出来なかった恩返さなきゃって必死で…」
山「えっ、それじゃ俺がハジメテ？」
伊「そんな事言ってねぇ〜だろっ！！」
年下のくせになんちゅ〜事言うんだよっ…
山「じゃ、もっと本気のキスしてみてよ！！」
伊「あ〜やってやるよ！！覚悟しとけよっ！！」
と、つい売り言葉に買い言葉を言ってしまった…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 842人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
rei(プロフ) - まじゅさん» こんにちは。初めまして。私も復帰したの最近なのでつい最近「ベーコンレタス」と言う言葉しりました。「BL」って言葉も知らなかったくらいです。コメントありがとうございます。嬉しいです。 (2017年7月22日 15時) (
レス) id: 1d3bbf9d73 (このIDを非表示/違反報告)
まじゅ - ベーコンレタスっておもしろいですね！ (2017年7月22日 15時) (レス) id: ab653bef63 (このIDを非表示/違反報告)
まじゅ - こんにちは♪おもしろく読ませてもらいました。 (2017年7月22日 15時) (レス) id: ab653bef63 (このIDを非表示/違反報告)
rei(プロフ) - ひとみさん» 初めまして。コメントありがとうございます。初めてのコメントで嬉しいです。頑張って書きたいと思います。 (2017年7月17日 16時) (レス) id: 1d3bbf9d73 (このIDを非表示/違反報告)
ひとみ(プロフ) - はじめまして。 このお話、大好きでドキドキしながら読ませていただいてます!! また更新楽しみにしています♪ (2017年7月17日 7時) (レス) id: ec633460b2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
