ペットショップラブモーション♪番外総集編3(tk×in)

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山「元旦に祝うおせち料理には、それぞれの料理に理由があり、子孫繁栄や豊作、長寿など、様々な願いを祈ったものが多いんです。そして、おせち料理には日持ちする献立が多いわけは、普段、よく食事を作ってくれる女性に正月三が日は休んでもらおうという意味にプラスしてもう一つ、「神様をお迎えした新年に台所を騒がせてはならない」とか「火の神である荒神を怒らせないために、正月に火を使わない」という平安後期からの風習のためだそうです。つまりは神様と女性を休ませるという意味合いだそうですよ」

伊「…ってことは山田を3日間休ませろってことだな！よしっ、後は俺に任せて山田はゆっくり休め！！この進化したスーパー伊野尾ちゃんにお任せあれ」


と、伊野尾は自分の薄っぺらい胸を張ってトンっと叩いた。


山「いや、だからさ、そうじゃなくてっ！あなたが大人しくしていてさえくれれば、それで私は心休まりますから…」

高「いいじゃねぇか、慧が山田を労ってこう言ってくれてんだから、素直に甘えとけば…。慧に任せとけって」



いや、任せとけないから、こうやって食い下がってるんでしょうがっ！！

っと、口にしようとしたその時


伊「んぐ、んぐぅ、んんっ〜〜〜」


と、伊野尾が喉を抑えて前のめりに崩れていく。



何事かと、全員が伊野尾に駆け寄り見つめる。

苦しそうに喉下の辺りをトントン叩く伊野尾を見て高木は真っ青になって


高「慧っ！どうした、慧ぃ〜〜！！」


と、オロオロするばかりだ。


知 念が高木を退かして伊野尾の足の間にあるものを見つけた。


知「これは……」


と、取り出したのは汁椀で…



––––––まさか………。

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