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ぶどうの木・1 ページ16
ハーブ農園も涼しい秋に衣替えです…
さつき：うわぁ〜、農園の近くに木なんか植えてたのかな？
しかも大きな木だわ…
レン：あれ？、来てたんや…
さつき：ねぇ…、この木何？
レン：ぶどうの木や！
さつき：ぶどう？
レン：先代の主が一生懸命、植えた木なん…
でもな…
この木が最後に残ったんや…
さつき：主が亡くなったから？
レン：その、理由もあるけどな…
酷い嵐が来て…
何本かのぶどうの木がダメになってな…
さつき：可哀想に…
、ねぇ…
私達でもう一回植えてみない？
沢山、ぶどうが出来たら…嬉しいでしょ？
レン：そうやな！、やろう！
確か、農園の近くに…
植えてなくなった場所知ってるわ！
さつき：そこ、行きましょ！
(ボン！)
猫(レン)：おう！
(2分後)
さつき：着いたわ…
(ボン！)
レン：確か…、あっ！
この場所がええな…
さつき：丁度良いわ…
、早速植えましょ♪
(ぶどうの苗を植える〜植えて水をやる〜肥料をまく)
さつき：これで、美味しくぶどうがなりますように…
(ボン！)
猫(レン)：んじゃ、行こか！
コージ達が待ってはるから！
さつき：そうですね…
ぶどうの木の声：ありがとう…
さつき：んっ？
猫(レン)：どないした？
さつき：今、声がしたけど…
猫(レン)：気のせいやろ…
さつき：う、うん…
(森を後にしたさつきとレン)
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作者名：ルル | 作成日時：2015年9月3日 16時
