漆、 暴露 ページ8
『み、蜜璃ちゃ………最後のって……………』
焦ったように言いながら、ぎぎぎ………と蜜璃ちゃんの方を見る。
私の様子に、始めこそキョトン、としていた蜜璃ちゃんだったが、数秒後にハッと表情を変えた。
蜜璃「あっ!ご、ごめんAちゃん!だって、わーってなってキュンキュンしちゃってばばばばーんってなっちゃったから!」
『みっみみみ蜜璃ちゃん!だからってアレは……!』
宇髄「いや待てA、甘露寺の説明分かんのか!?」
須磨「えっ!?Aちゃんお人形と寝てるの!?かっ可愛すぎるわ!」
まきを「Aの可愛い要素がまた増えたな!」
宇髄「無視かよ!?」
あ、あああ……っもう!!!
恥ずかしい!
蜜璃ちゃんてば…!
『ち、違うからっ!お人形じゃなくて抱き枕だから!』
蜜璃「あ〜、確かにAちゃんのうさぎさんのお人形、抱き枕みたいにおっきいもんねぇ」
『みっ蜜璃ちゃんんん………』
なんのお人形かも暴露されてしまった…………
私ほんとに柱の上官ですか!?
めっちゃ手の平の上でころころされてる気がしなくもなくもなくもないんですけど!?(訳:転がされてる)
『ぅうう………』
宇髄「ぷっ、ははははは!!!A本当可愛い奴だなァ!やっぱりオメェ俺の四人目の女房になるか!?」
『!?』
からかわれているのか褒められているのか分からん…
っていうか…
『いや女房って…そんな急n』
須磨「Aちゃんと暮らせるの!?夢みたい!いやこれは夢!?」
まきを「現実だよ!(グニッ」
須磨「ひらいひらい!はらひれわひおひゃん!(痛い痛い!離してまきをさん!)」
雛鶴「Aさんがいたら家の中に華が出来るわね!」
受け入れ体制万全ですか!?
『い、いやいや!た、確かに一緒に暮らしてみたいけど…(小声)で、でも!添い遂げる殿方は自分で探すから!』
宇髄「そうか残念だな。。。」
…真面目に残念そうな顔をされるとこっちが罪悪感を感じる。
あれ、というかさっきから小芭内さんが黙りこくったままなんですが………
『(チラッ)』
伊黒「………(プルプル)」
まだ俯いてプルプルしてる!?
『小芭内さーん?』
伊黒「………(プルプル)」
『どしたの寒い?』
伊黒「…いや(プルプル)」
どうしたんだろうと思って、席を立って顔を覗こうとするとそっぽを向かれてしまった。
20人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あい - 不死川さんの漢字間違っていますわ (2020年9月26日 10時) (レス) id: 317a966a03 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:木苺の星 | 作成日時:2020年5月25日 22時