拾壱、 義勇さん連れ戻し隊←は ページ12
何が何なのかよく分からなかったが、満場一致(?)ということで私はテーブルを離れて義勇さんのところに向かっている。
ただし、テーブルを離れる前に男性陳三人から順番に抱きしめられた。(羽交い締めとも言う。)
正直言って私が訓練した人間でなかったら窒息死していたと思う。
うん、もう一度言い直そう。窒息死しかけた。
あと、さっき鏑丸に耳を甘噛みされたときに三人とも羨ましそうに鏑丸を見つめてたけど何だったんだろう…………
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〜Aが離れたあとのテーブル席にて〜
伊黒「鏑丸に先を越されるとは……」
天元「というか伊黒、オメェさっきからプルプルしてたのAの可愛さに悶えてただろ。」
煉獄「よもや!そうなのか伊黒!何の話だったんだ!」
伊黒「教えない教えない……そもそもあんな可愛いAをこれ以上知られたくない。ネチネチ」
煉獄「よもやあ!」
〜一方の女子群〜
まきを「しかしAも鈍感だよなぁ、こんだけ想い寄せられてるってのに」
須磨「そうねえAちゃんたらモテモテね!」
雛鶴「これで敏感なら尚更大変なことにならないかしら………」
蜜璃「そうよね〜ただでさえ一日に268人に一斉に結婚を申し込まれたって言うのに〜」
まきを「え、うわ…Aのことだから一回一回真面目に悩むんだろな」
須磨「鬼殺隊きってのモテ子ちゃんね」
雛鶴「というか恋柱様なんでそんな詳しく知ってるんですか………」
蜜璃「私だけじゃなくて、柱全員がAちゃんのことに異様に詳しいと思うわ…」
まきを「やっぱ柱怖え…」
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『あ、いたいた。義勇さん!』
カウンターの方に行くと、義勇さんは視線だけこちらに向けた。
特に何も頼まず、水だけ飲んでいたようだった。
『義勇さん!こっち来て一緒に食べましょ!』
冨岡「………いや、俺は…」
『?』
冨岡「(Aと二人で)鮭大根が(食べたいから)行きたくない。」
『言葉足りなさ過ぎて鮭大根に意思があることになってるんだが。』
なんなんだ。「鮭大根が行きたくない」って。
『…義勇さん、』
冨岡「行きたくn」
『上官命令。』
冨岡「……………分かった。」
かくして、義勇さん連れ戻し隊は任務を達成したのだった。←
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あい - 不死川さんの漢字間違っていますわ (2020年9月26日 10時) (レス) id: 317a966a03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:木苺の星 | 作成日時:2020年5月25日 22時