ワケあり生徒会！暗殺一族の少女はワケありです。２ (ページ17)

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６３話ページ17

～(人２)が手紙を呼んでいる同時刻～

とあるお店に２人組の男女が何かを話していた。

｢こーれ。調べといたよ。Aちゃん♪｣

A｢Thank you！マスター♪｣

マスターと呼ばれた男はAに茶封筒を渡す。
その中には写真が数枚と何かが書かれた紙が入っていた。

｢コイツがAちゃんを殺そうとしてて、コイツにAちゃんを殺すよう依頼をしたのがコイツら｣

そう言って写真に写っている依頼主を指さす。
そこに写っていたのは４０前後の男女。

A｢あり？コイツらって…｣

｢Aちゃんのお友達…(人２)ちゃんの両親だよ｣

A｢なーんか見たことあると思ったら…｣

｢１回会ったことあるんだったよね？｣

A｢１回だけな｣

(人２)をあの家から今の家…(人１)の家に来ることになった時。
(人２)を両親から引き剥がしてって言うとちょっとあれだけど、両親から虐待を受けていた(人２)を助けた時に言い合いになった。

まぁ、それっきりだけどね。

A｢(人２)を連れ戻そうってか…？｣

｢連れ戻すのに邪魔なAちゃんを殺そうってわけだ。大変だねェ｣

A｢ほんとだよ。さてどうするかなー♪｣

｢…楽しそうで何よりです(苦笑｣

苦笑いをするマスター。
そして、新しいおもちゃを見つけたような笑みをするA。

マスターと呼ばれる男は３０代後半くらいに見える。
そして、Aは現役の高校生。

端からみれば親子に見えるだろう。

そんな２人の関係はまた別の日に話すとしよう。