其ノ捌拾玖 ページ46
Noside
「
二度と反逆されぬよう此所で徹底的に叩くのだ。」
「でも方法が……」
「絶対に負けぬと高を括る敵ほど容易い相手はないよ。
�猗發留��瓩鮓�る敦。
「(そうだ……皆は僕を。)」
敦は決意の表情になり、身に絡まっていた飾帯を握り締めた。
「(なら今回は！)」
「お話は終わり？やる気は戻ったかしら？
そうでなくちゃ面白くないわ。でも終わりよ。」
「！」
なんと、床下からアンが出現する。
その手から逃れる為に敦は高くジャンプするが……
天井近くに現れたアンが上から敦を襲う。
「もう一体！？」
「そちらは二人なのだから当然でしょ？」
遂にアンの巨大な手に捕まる敦。
「しまっ……」
途端に奥の扉が開き、巨大な人形の手が数本飛び出し、敦の身体を掴む。
そして、扉の中に敦の身体を引きずり込んで……呑み込む。
敦の抵抗も虚しく、扉は閉まってしまった。
「はい、おしまーい！」
ルーシーは結果に満足したのか、途端に可愛く振る舞い始める。
「それでおじさま達はどうなさるの？
おじさまの言葉のおかげで、虎の彼に逃げられずにすんだわ。
だから感謝の印に見逃してあげてもいいわよ。
どうせ捕まえる指示のないこきたない中年や、顔を隠した不気味な女の子の一人や二人見逃したって、フィッツジェラルドさんは怒ったりしないもの。
それとも──おじさま達がアンに捕まった時の絶望した顔を見てみようかしら。」
アンの巨体が白衣の男にゆっくり迫ってくる。
ルーシーに振り向き、これまでにない低い声で白衣の男は云う。
「試すかね？」
「！？」
一瞬、ルーシーは恐怖を感じる。
「(何？何なのこれ？脚がふるえて動けない。
これは……殺気？でも……アンまで動けないなんて！)」
「あー、怖い怖い。
駄目ですよ、そんな殺気出しちゃ……
ルーシーちゃん、怖がってるじゃないですか。」
「！？
(この殺気を前にして普通に──)」
「無理だな。
何故ならば君は既に負けている。見るといい。」
そう云いながら、白衣の男は奥の扉を指す。
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舞花 ひめ(プロフ) - るぅとさん» 有難う御座います！そう云って頂けると私も頑張れます！これからも応援、宜しくお願い致します。 (2019年8月22日 7時) (
レス) id: 6d7eb9b273 (このIDを非表示/違反報告)
るぅと(プロフ) - 更新お疲れ様です！！ ご自分のペースでいいので頑張ってくださいっ (2019年8月18日 22時) (レス) id: 4ba8ceef5d (このIDを非表示/違反報告)
舞花 ひめ(プロフ) - いずなさん» 有難う御座います！楽しみにして下さってる皆様の為にも、引き続き頑張って行きますので、これからも宜しく御願い致します。 (2019年7月8日 6時) (レス) id: 052a536090 (このIDを非表示/違反報告)
いずな - この物語面白いです！忙しいと思いますが更新頑張ってください！続き楽しみに待っています (2019年7月6日 2時) (レス) id: f5ee51c946 (このIDを非表示/違反報告)
舞花 ひめ(プロフ) - ▼とあるヰ琉兎さん» 有難う御座います！更新頻度が落ちないよう努力していくので、これからも応援、宜しく御願い致します。 (2019年6月1日 18時) (レス) id: 90e19b9523 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞花 ひめ | 作成日時：2019年6月1日 8時
