とある少女と星の戦士と六人の使者のdestiny【おそ松さん】【ドラゴンボール 】

嘘だろ…。 ページ10

神社の裏に小さな道があった。

昼は美由紀さんの話に夢中になっていて気づかなかったがここだけ何故か1番妖気が強い。

「ちょっとこの塩舐めてくれない？」

巫女は懐から小さな包み紙を出した。

私は包み紙から塩を出して舐めた。

特になんの変化もない。

「これ、ただの塩を舐めたと思っているでしょ。この塩は舐めると悪い霊や妖怪に取り憑かれにくくなるのよ。」

「ほう。」

「じゃ、行きましょう。」

道を進むと森になっていった。

暗い森の中から視線を感じる。

きっと妖怪や霊がこちらを見ているのだろう。

キョロキョロ周りを見ていると目の前に小さな祠があった。

錆びた南条鍵がかけられている。

巫女が急に祠の前に止まった。

「貴女に着いてきて欲しかったのはこの中に渡して欲しいものがあるからなの。」

「渡して欲しいもの…？」

巫女は懐から小さな鍵を出し、南条鍵を開けた。

祠を開けると小さな光る宝石があった。

「これを…私と同じ顔をした人に渡して欲しいの。」

そう言って巫女は狐のお面を外した。

「…嘘だろ…！？」

Aさんと顔がそっくりだった。

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