桜の木の下には ページ6
「美由紀さーん!早いよ待って〜!」
「2人とも!早く早く!」
「急がなくても見せたいもんは逃げねーからゆっくり走ってくれ〜!お兄ちゃんもー疲れたよ〜!」
「ヘイヘーイ( ・´Д・`)」
ムスッとした顔が可愛らしい。
「ハァ…ハァ…。」
「美由紀さん、見せたいものって?」
「着いてからのお楽しみだあよ〜!それじゃおっさきー!」
「また走んのー?足痛い…。」
「私も…。」
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「着いたー!!」
「あ〜懐かしいな〜!」
赤塚神社に着いた。おそ松兄さん曰くここは他の神社と違ってとても大きくて広い神社らしい。
小さい時みんなでよくここで遊んだらしい。
大河ドラマに出てきそうな神社だ。
「着いてきて〜!」
「あ、はーい!」
「知ってる?ここの神社の噂。」
「噂?」
「真夜中によく女の人の霊が出るらしいんだ。」
「霊?」
「うん、その霊ずーっと昔、ここの巫女だったらしい。」
「巫女?」
お「なんか泣いてるらしいんだよ。」
「(みんな、ごめん…ごめんなさい…。)って。もし見たら何があったか聞きたいけど、私みたいな人間が霊の悩み事なんて聞けるんかなー?」
「ふーん。」
「あ、もう話してるうちに着いた。」
目の前には立派な桜の木が立っていた。
「さて問題!この桜の木の下には何が埋まっているでしょうか!」
「1、骨。2、埋蔵金。さぁどれでしょう?」
「1…?」
「うん、さっき話してた巫女の骨が埋まっているんだ。」
「ほぅ。」
「ん…?なんか木に書いてある。」
「あ、ホントだ。」
「でもなんか意味わかんねー文字だな。漢字でもなければ平仮名でもない。ホタル、読めるか?」
「ん〜…これは神の文字だね。でもこれはなんか読んじゃいけない気がする。あ、ちなみにこれ呪術の一種だよ。」
「そっか。」
心臓ヲ寄越セ
「ん?おそ松、なんか言った?」
「いや、なんも?」
「……2人とも早く帰ろ!ほら今日のご飯豪華なんだ!早くしないとみんなに食べられちゃうよぉ!」
「おぉ!おそ松早く帰ろ!」
「よし、家まで競走だ〜!」
「まっちくりー!」
ホタル「...いつまでこっち見てんだよ。心臓なんてお前なんかに寄越すわけないだろ…。」
ホタルはさっきまで無かった黒い影を鋭い目つきで睨みながらそう言いおそ松たちのもとへと急いで向かった。
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夢ノ巫女(プロフ) - ユガミさん» 絵のリクエストはやってないです。すみません…。 (2017年12月2日 13時) (レス) id: c7cab8ffc3 (このIDを非表示/違反報告)
ユガミ - リクいいですか?ドラゴンボールのキャラを描いて欲しいです! (2017年12月1日 23時) (レス) id: bd69e24c22 (このIDを非表示/違反報告)
夢ノ巫女(プロフ) - おバカな傀夢さん» ありがとうございます! (2017年10月14日 17時) (レス) id: c7cab8ffc3 (このIDを非表示/違反報告)
おバカな傀夢(プロフ) - リクエストして頂いたイラストが出来ましたので、私の作品の方で掲載させて頂きます!! (2017年10月14日 13時) (レス) id: 5ff30031ff (このIDを非表示/違反報告)
夢ノ巫女(プロフ) - ありがとうございます!リクエストした絵を載せても大丈夫でしょうか? (2017年8月13日 22時) (レス) id: c7cab8ffc3 (このIDを非表示/違反報告)
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