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Blue34:嬉しい気持ち ページ36

ソニック「カオスエメラルドはこれで2つ。あと5つか」
シャドウ「ここを出て探す必要があるな」
ベネツィア「おっ!カオスエメラルドを探す旅?面白そうじゃない」
シルバー「何かワクワクしてきたな!」
ワイワイと騒ぐソニックたち。
Aはその様子を静かに見ていた。
A〈……………もうお別れか〉
Aはそうしんみりしていた。Aはこの(ばしょ)を出ていく気はさらさらない。
こここそが居場所。
こここそが安全地帯。
それに、もう"あんな"思いはしたくない。
Aはギュッと両手を握り締める。
キューバはチラッとAを見た。
ベネツィア「風の噂なんだけど、カオスエメラルドらしき宝石がラリアージュにあるって聞いたわ」
ソニック「そうと決まれば出発だな!」
その時、ポツリとAは言った。
A「じゃあ、お別れだね」
ソニックたちは驚愕した。
ベネツィアも目を見開く。
キューバ『A‥‥‥‥』
ソニック「Why!?」
A「私は‥‥‥‥‥」
Aは黙り込む。
キューバはおろおろと様子を見守った。
ベネツィア「A」
ベネツィアが呼ぶ。
Aはベネツィアを見る。
ベネツィア「あなたの過去に何があったのかは重々承知してる。でもねA、時代は変わる。
もう昔のことを引きずらなくて良いんじゃないかしら?」
A「で、も‥‥‥私は‥‥‥‥」
怖いのだ。
Aは"また"拒絶させられるのがとてつもなく怖い。
シルバー「A!」
シルバーが呼ぶ。
Aはビクッとしてシルバーを見た。
シルバー「くよくよしてちゃ何も始まらない。何よりもこの世界でオレたちを助けてくれたのは他でもないアンタだ!
オレたちはこの世界のことあんまり知らないし、わからない。
けど、Aと一緒に行きたいんだ。つらいことがあったら、オレが守ってやる!!そんなんじゃ未来は変わらないぜ!!」
Aは目を見開いた。
ソニック「シルバーのくせに良いこと言うじゃん」
シルバー「どう言う意味だよそれ!」
ソニック「さぁね〜」
このやり取りを見て、キューバは大きな声で笑った。
A「‥‥‥私が、いて‥‥いいの?」
Aは恐る恐る尋ねる。
ソニック「Off course!」
シャドウ「当たり前だ」
シルバー「何を今さら‥‥‥」
Aは何だか気持ちがフッと軽くなった気がした。

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設定タグ:ソニック , シャドウ , シルバー   
作品ジャンル:ファンタジー
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るい - 続きお願いします (2020年10月2日 19時) (携帯から) (レス) id: b28f936442 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ブルー★アース | 作成日時:2020年9月6日 10時

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