青い炎とハリネズミと私【ソニック】 (ページ31)

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Blue29:新緑の魔女と対面ページ31

A｢ベネツィア！｣
バンッと勢いよく扉を開ける。そこにはベネツィアが元気な様子でベッドに腰かけていた。
ﾍﾞﾈﾂｨｱ｢あら、A！｣
ベネツィアはベッドから降りるとAに抱きつく。
ﾍﾞﾈﾂｨｱ｢久しぶりねぇ！元気にしてた？｣
Aはうなずく。
キューバ『体の調子はどお～？』
キューバが尋ねる。
ﾍﾞﾈﾂｨｱ｢Aが治してくれたおかげでこのとおり｣
Aはホッとした。
ﾍﾞﾈﾂｨｱ｢ねぇ、A、いっそのこと魔女にならない？あなたなら良い魔女になりそうだわ！｣
A｢遠慮、しときます…………｣
ベネツィアは｢ええ～？！｣と口を尖らせたが、後ろにいるソニックたちに気づいた。
ﾍﾞﾈﾂｨｱ｢あら、見かけない顔ね。もしかしてあなたたちがAの家に居候(いそうろう)している者かしら？｣
ｿﾆｯｸ｢Yeah｣
キューバ『そうだよ～』
ソニックとキューバは言った。
ﾍﾞﾈﾂｨｱ｢あらためて、自己紹介ね。ワタシは"新緑の魔女"と呼ばれている"ベネツィア・アリモス・シークス"よ｣
ｿﾆｯｸ｢Aとキューバからお前の話は聞いてるぜ。俺はソニック！｣

＿＿＿＿＿＿自己紹介&説明スキップ＿＿＿＿＿＿

ﾍﾞﾈﾂｨｱ｢ふ～ん？なるほど。つまりあなたたちはそのカオスエメラルドを探して元の世界に戻りたいってわけね？｣
ｼﾙﾊﾞｰ｢そうだ｣
シルバーはうなずく。
ベネツィアは少しの間考えて言った。
ﾍﾞﾈﾂｨｱ｢よし！ワタシも手伝うわ！｣
ｼﾙﾊﾞｰ｢えっ！？本当か？！｣
シルバーたちは驚いた。
ﾍﾞﾈﾂｨｱ｢こういうことってめったにないもの。それに、人手は多い方が良いでしょ？｣
ベネツィアはニッコリ笑った。