Blue25:傷だらけの来訪者 ページ27
Aはチェリーパイを用意して待っていた〔フードは外している〕。
その時シルバーが口を開く。
シルバー「なぁ、A」
A「?」
シルバー「"ベネツィア・アリモス・シークス"って、どういうやつなんだ?」
Aは少し考える素振りをして言った。
A「‥‥優しい、ちょっと気まぐれな人」
Aはそう言った。
その時キューバが間に割って入る。
キューバ『新緑の魔女はとりあえず見た目が緑で、植物や大地に由来する魔法が得意で、薬を作るのが得意だよ』
シルバー「へぇ〜」
Aは珍しくウキウキしているようだ。
ソニック「嬉しそうだな」
ソニックが言う。
キューバ『そりゃAにとって命の恩人であり大好きな人でもあるからね』
シルバー「えっ!?そうなのか?!」
Aはコクッとうなずく。
A「見ず知らずの私に、この森に住んで良い権利と、この家をくれた」
キューバ『そしてAを唯一人扱いしてくれたんだよね』
Aはまたうなずく。
A〈早く、来ないかなぁ〉
そんなことを思っている矢先だった。
ドンドンドンドンドンドンドンッ!!!
扉が乱暴にノックされる。
Aとキューバは玄関に向かった。
ガチャッとAは扉を開ける。そして驚愕した。
キューバも驚いている。
そこにいたのは、ボロボロになった1人の女性がやっとのことで立っていた。しかしAを見ると、グラリと体勢を崩す。
キューバ『ベネツィア!!』
キューバが叫んだと同時にAは女性を抱き止めた。
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るい - 続きお願いします (2020年10月2日 19時) (携帯から) (レス) id: b28f936442 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ブルー★アース | 作成日時:2020年9月6日 10時