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緑side
緑「流星!あくびしとる場合やないって!急いで!」
青「あー、あかんわ、ねむい」
緑「も〜、ただでさえ渋滞で着くの遅なったんやから、急いで準備せんと!」
青「そんな焦らんでもまだ時間あるから大丈夫やって」
7人全員での仕事前に、流星とロケやった俺。
予定よりもテレビ局に到着するのが遅なってもうて、呑気にあくびを繰り返す流星を早足で引っ張っていたところ。
向かう廊下の先、曲がり角から唐突に現れた黒髪に思わず足を止める。
それは俺だけやなくて、俺に引っ張られていた流星も同じで、追突は免れたらしい。
青「あれ、しげ??」
すぐ後ろから聞こえた素っ頓狂な声。
たぶんやけど、流星と同じ顔をしてしまってると思う。
ぽかんと口を開けて一瞬固まってしまった。
普段、ニコニコ天使ちゃん、なんて自分で言ってるほど笑顔のイメージが強い彼は、大きな目からぽろぽろと大粒の雨を降らせていて。
壁に寄りかかりながら、一歩一歩踏みしめて歩く姿は、ふらふらとどこか覚束なく、今にも崩れ落ちそうやった。
しげは俺たちに気づいてへんのか、床を見つめたまま肩を大きく上下させて、全身で呼吸しているように感じる。
普段とは違う、明らかにおかしな様子に訳がわからず立ち尽くす。
緑「しげ!どう、」
どうしたん?、そう続はずやった言葉は、しげの身体が崩れ落ちると同時に途切れてしまった。
緑青「しげ!?」
咄嗟に駆け寄って抱え込む。
触れた身体は触れるのを躊躇うほど熱くて、小さくふるえているのが伝わる。
青「あかん、すごい熱や」
緑「とりあえず楽屋に運ぼ。しげ、動かすで?」
何がどうなって、いつから。
想像していなかった相方の姿に戸惑ってしまいそうになるけど、冷静にならへんと、と自分に言い聞かせる。
流星と腕を片方ずつ持って、両側からしげを抱える。
楽屋に行って、横にしてあげて、楽にしてあげて。
こうなってしまった経緯は後からや。
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りく(プロフ) - はさん» 書くのが遅いかもしれませんが、それでも良かったら、、!リクエストいただけたら嬉しいです! (2022年6月28日 13時) (レス) id: d55341bf94 (このIDを非表示/違反報告)
は - リクエストって募集中ですか?? (2022年6月25日 12時) (レス) @page45 id: 5cd6a02849 (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - いえいえ!これからも頑張ってください! (2022年3月15日 8時) (レス) id: b8e014e1da (このIDを非表示/違反報告)
りく(プロフ) - 碧さん» とんでました、、!碧さん、気づいてくださってありがとうございます! (2022年3月15日 7時) (レス) id: d55341bf94 (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - 「そばにいてくれたから」なんですが、1話分とんでいませんか?気のせいだったらごめんなさい! (2022年3月15日 6時) (レス) id: 9539863a6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りく | 作成日時:2022年3月2日 17時