シンメとオカン ページ33
◯赤さんが低血圧になっちゃうお話
赤side
朝からなんだかいまいち頭がすっきりせえへん。
なんとなく身体が重たいような気もして、寝不足やろうかと思いつつ、頭痛もするような気がして。
朝から一人での雑誌の撮影は問題なくこなしたものの、どうにも調子があかん気がする。
一度頭にひっかかってしまうと、なかなかその気持ちが消えなくて、もやもやとした気持ちで次の現場に足を進めるけれど、なんとなく落ち着かなかった。
緑「あれ、しげ体調わるいん?」
赤「へ、」
緑「なんか顔色がいつもより青白い気がすんねんけど」
一人での撮影の後はメンバー全員での雑誌撮影。
前の仕事のまま早めに楽屋に入っていたら、神ちゃんが来て、挨拶もそこそこに顔を覗き込まれる。
さすがはシンメか。
何も言ってなくても気づいてくれることになんだか嬉しくなる。
赤「や、ちょっと頭いたいような気がしただけや、大丈夫」
緑「そうなん、、?無理せんでな」
だけど、ここで素直に頼れないのが俺。
つい誤魔化してしまって、神ちゃんも誤魔化されたのをわかってはいるだろうけど、納得したふりをしてくれる。
俺が気遣われるのが苦手やって知ってるから。
やって、椅子に座ってからも俺のこと心配って顔でめっちゃ見てるもんな。
神ちゃんが俺のこと分かってくれるのと同じように、俺も神ちゃんの考えてることはわかるんよ。
じーっと見つめてくる神ちゃんの視線に気づかないふりをして、スマホをいじっているうちにメンバーがぞろぞろと集まってくる。
あっという間に賑やかになった。
桃「うわ、照史が食べてるの何?ばりうまそうやん」
橙「せやろ〜!番組でこないだ紹介されててうまかってんな〜」
黄「あれ美味かったよな〜」
わいわいとメンバーの話し声とともに、ふわりと美味しそうなにおいが鼻に届く。
会話したい気持ちもありつつ、なんだかぼーっとする頭でなかなか会話に入れない。
シャキッとしようと、コーヒーをドリップしているはまちゃんに自分の分も作ってもらおうと腰を上げた。
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りく(プロフ) - はさん» 書くのが遅いかもしれませんが、それでも良かったら、、!リクエストいただけたら嬉しいです! (2022年6月28日 13時) (レス) id: d55341bf94 (このIDを非表示/違反報告)
は - リクエストって募集中ですか?? (2022年6月25日 12時) (レス) @page45 id: 5cd6a02849 (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - いえいえ!これからも頑張ってください! (2022年3月15日 8時) (レス) id: b8e014e1da (このIDを非表示/違反報告)
りく(プロフ) - 碧さん» とんでました、、!碧さん、気づいてくださってありがとうございます! (2022年3月15日 7時) (レス) id: d55341bf94 (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - 「そばにいてくれたから」なんですが、1話分とんでいませんか?気のせいだったらごめんなさい! (2022年3月15日 6時) (レス) id: 9539863a6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りく | 作成日時:2022年3月2日 17時