Exacum ' t.krm ページ2
⚠大学生設定 ー You said
合宿でずっとサークルで過ごして思ったことが1つ。
私、本気でこの道で生きていけるかな。
1度気になればずっとその考えはずっと脳の数割を占めて離れない。自分がどうやって舞台に立ってたか分からなくなって迷惑をかけた。なんとか最終発表はウケたけれど
“全力が出せていない”って相方に言われた。
今日で合宿は終わったし、打ち上げも1通り終わって
家でゆっくり考えようとしていたら、
なぜか�眸耄匹気鵑�ら飲みに誘われた。しかもサシで。
正直あまり絡んだこともなければ、
なぜ私に声をかけられたかも分からない。
顔に出てたのだろうか。
なんて疑問を持ちながら指定された店へ向かった。
「あ、きたきたこっち」
「とりあえず先にメニュー決めよ、
俺もう一通り見たからゆっくり決めな」
『ありがとうございます』
『じゃあ、ジンジャーエールで』
「おっけ、俺お酒飲むけど大丈夫？」
『全然大丈夫です、飲む気分じゃないだけなんで』
「そう？じゃあおつまみも好きに頼んでいい？」
『はい、好きなようにしてください』
「硬いな〜、もっと気抜いていいよ」
さりげな気遣いができて、この大学にいるってことはそれなりには勉強ができて、モテているのに逆に何ができないのかな〜なんて考えていたら注文が届いてきた。
「じゃあ、かんぱーい」
『かんぱーい』
グイグイとビールを飲み干す先輩。
煽られて自分も喉に炭酸を流し込む。
「やっぱ美味しいね〜」
『なんで、私とサシなんですか？』
「遠野から様子おかしいって聞いたから調査」
『え？なんであいつが』
「相方だからこそ話しにくいこともあるだろう
って頼まれて俺出動」
「で、何で悩んでんの？ど真面目なあなた様は」
『別に悩んでるわけじゃないですけど』
「けど、何よ 笑 その続きが知りたいの！」
『えっと…』
「俺じゃ言いにくい？でも逆に考えてよ、
俺ほぼAちゃんのこと知らないのよ！
なんか初対面の人には言いやすい〜みたいなのない？」
「ちなみに俺のAちゃんの普段の印象は
明るくて舞台で物怖じしないように見えてたから
今、静かでめっちゃ意外」
なんだか言いくるめられている気がしなくも無いが
最後の言葉はそのまま�眸耄匹気鵑吠屬靴燭ぁ�という感想と�眸耄匹気鵑�らそう見えていたことが素直に嬉しい。
『そこまで言われたなら話しますけど、
門外不出でお願いします』
「そりゃもちろん、守りますとも」
覚悟を決めて、全てを話した。
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作者名：枢 | 作成日時：2024年2月16日 0時
