史上最幸家族３

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‹junta side›

リビングへ行くと想像もしてへんかったことが起きていた。

淳「……へ？」

あまりにもびっくりして変な声出てもたやん。

やってさ？今目の前どうなっとるか知っとる？

食器棚の前には踏み台。
で、テーブルの上にはその食器棚から取ってきたであろうスプーンと俺が用意しといたオムライスを食べたあとの皿。

そんでや。
口の周りにケチャップいっぱい付けた2人は、ソファーで仲良く手繋いで寝とるねん。

あのわがままなで甘えん坊で泣き虫なやつらやで？ビックリもするやろ！？

淳「とも…りゅう…」

そっと頭を撫でてやると、目を覚ました2人。

流「ん、じゅうた？」

智「おっきちたん？」

淳「2人とも全部自分たちでしたん？」

流「じゅうた、ねんねちてた。らぃきもおねちゅやから。」

淳「起こしてくれたらよかったのに」

智「おっきちてゆうたよ！？でもおっきないないやったの！！」

え、そんなに爆睡やったんや……

淳「そっか。ごめんな」

大「じゅうたーっ！おにゃかしゅいたあ！けほっ」

あっ大毅忘れとった笑

流「りゅうちゃも！」

智「ともく、おやちゅ！」

淳「そやな。みんなで食べよな？」

うどんは夜でええか。

淳「はい。2人とも今日はほんまにええ子でした！にぃに助かったわ」

今日のおやつはすりおろしりんご。

淳「ごめんな？なんも用意できんくて」

流「んーん！りゅうちゃ、りんごしゃんしゅき！」

智「ともくもー！」

大「だいちゃもしゅき！」

淳「そっか。なら良かった笑」

智「いたーきましゅ」

流「おいちー」

淳「流星、こぼさへん？いける？あーんしよか？」

流「あーん、ないの！らぃきにちて？」

え…

智「らぃき、じゅうたくに、あーんちてもらい？」

2人とも…

いつもは自分がしてもらうんや、言うて
喧嘩しとるのに…

淳「2人とも…ありがとう。ん、大ちゃんも食べよな？あーん」

大「あー おいち♡」

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