フワフワ ページ3
A「え。笑」
健「あ、ごめん!!」
思わず両手を上げた。
まるで犯罪者。
A「何か、ついてました?」
健「いや、ついてないけど」
A「?」
振り返って
不思議そうにしてるAさん。
そりゃそうなるよね。
わけわかんないよね。
俺もわかんないからね。
健「なんか、クルンってなってて、、、触りたくなって」
え、これ、説明になってないよね?
僕変態です!て言ってるみたいなもんだよね?
うわ佐藤健変態〜とか思われて
ドン引きされても仕方ないと思った
でもAさんは
柔らかく笑って
A「ふふ、佐藤さんてやっぱり。
猫みたいですね。」
って。
また前を向いて
背もたれに持たれて
毛先を僕の前に差し出して
A「こんなのでよければ、どうぞ」
って。
まさかこんなこと言われるなんて思ってなかったから
健「や、なんかすいませんでした」
って
俺は手を引っ込めて
寝たふりをした。
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ヘアメイクをしてもらい
まぶしいフラッシュを浴びる。
カメラマンの後ろにいる人たちが
かっこいー
とかなんとか
声をかけてくれてて
カメラマンは、色々ポージング指示を出してくれてるんだけど
俺は、
さっきのことを思い出してしまって
少し足元が浮ついている。
なんだこれ。
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真尾 アコ(プロフ) - この小説凄く面白いです!!!ハマりました! (2017年11月30日 22時) (レス) id: 5e77efd9cd (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2017年9月20日 19時