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パタパタ ページ19

・・・・・?
・・・・・・・ん?


少しだけ開いた瞼。
見覚えのない天井。


知らないベット。



激しい頭痛………えっと……


クラブで飲んでて
思ったより酔ってて
そしたら歩けなくなって……



健「!!!!!」



Aさん!!


俺の記憶が正しければ
彼女の前で……めっちゃ醜態さらしちゃってんじゃん(T_T)



で、、ここは……どこ?



ポケットの中から携帯を探し出して、時間を確認すると

am6:40



---その時

パタパタパタ・・

こっちに向かってくる足音。


慌てて寝たふりをした。



-----ガチャ


スーーースーーー

寝息立ててみたりして
本気の狸寝入り。


こえーよ。
誰だろう。


「佐藤さーん。ご気分どうですかー?」


健「んっ…」


ん?
え?Aさん?


「佐藤さーーん。おーーい」



控えめな優しい声。
ほっぺたに、温もり。



Aさんの手が
熱を計るように、頬とおでことに優しく触れて、離れた。


びっくりして、びくついてしまった。


健「…ん、、おはようございます。」


目線を合わせるようにして座るAさんがいた。


A「おはようございます。ご気分どうですか?」


もしかして…すっぴん?


健「あたま。いたいっす」


A「吐き気は?」


健「ないです。ていうか俺、、昨日」


申し訳なさが、俺の身体を起こした。


健「ご迷惑をおかけしました。ごめんなさい。。」



深く頭を下げると



A「記憶あるんですか?笑」


いたずらに笑うAさん。


健「トイレで…Aさんの前で吐きましたよね。。
カッコ悪すぎてまじで辛いです。」


A「ウォシュレットで顔洗ってましたよ。笑」


健「(;o;)」


A「嘘です。笑」


健「今まじで死にたいって思ったから!笑」


A「大袈裟です。笑 頭痛薬飲みます?」


健「トイレ借りてもいいですか?」


-----よかったらシャワーどうぞ
そう言われて、シャワーを借りた。


酔っ払いの俺なんかを連れて帰って来てくれて
ベットも貸してくれて

ありがたいけど、申し訳無さすぎて胃が痛い。


風呂上がって
さっぱりしたら、頭痛も和らいでいた。


Aさんが貸してくれた、弟さんのTシャツを着る。


うん、デカイ。。


ここに一緒に住んでるらしいけど
今は寝てるっぽい。


昨日俺をおぶって、この部屋まで運んでくれたらしい。

ボサボサ→←☆bro☆



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真尾 アコ(プロフ) - この小説凄く面白いです!!!ハマりました! (2017年11月30日 22時) (レス) id: 5e77efd9cd (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2017年9月20日 19時

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