【ケロロ】軍旗を掲げよ３【ケロロ小隊】【完結】

〜地獄へのカウントダウン〜8 ページ46

さあて、まだまだあるが混乱しちまうだろうから、ここらで一旦止めとく。


まるで、砲兵ちゃんが悪者みてぇに語っちまったが、そんなこたぁねえよ、心配すんナ。


んで、これらの事と、アンタの目とベルトがどう関係あるかっていうと、さっきアンタは奴らにとって特別って言ったろ？


おいおい、アンタのせいじゃねぇよ。


その気味の悪ィ、目とベルトのせいだ。


そいつらが全部引き起こしてんだよ。


模倣キルルが有利になるように操作してたんだ、だから、砲兵ちゃんが近付くとバグっちまったってだけだ。


三次元装甲の時はむしろ良かったけどなァ？


模倣キルルにとって砲兵ちゃんが特別ってえのはな、奴らが砲兵ちゃんを受け入れる事だ。


重ね重ねになっちまうが、そのおかげで装甲にアンタの攻撃が効いたんだからよ。


オマケで言っとくと、アンタが模倣キルルに飲み込まれたのは、奴らが砲兵ちゃんを同胞だとみなしたからだ。


まあいわば……、『また同じなの？ あの時と。砲兵ちゃんを取り込むつもり？』……って奴だなァ、くっくっ。


あん？ 何、裏声で台詞言ってんだって顔だなァ、分かんねえで良いよ、所詮は隊長の趣味だ。


最も、こっちは汚染もねえけど。


ああ、気にスンナ、忘れろ。


ともかく中立の立場のアンタを仲間だと思って模倣キルルとして取り込もうとしてたんだよ。


でなけりゃ即排除で、その場でドカンだったかもなあ、くーっくっくっくっ。

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