〜地獄へのカウントダウン〜7 ページ45
ーー砲兵ちゃん、アンタは模倣キルル初戦の時に、モニターで隊長達の危機を見て出征するつもりで連絡を寄こそうとしてただろ。
その途端に隊長側にジャミングが発生した。
双方、機械の故障は見られなかったし、模倣キルルが発生源の電波の類もなかったんだぜェ?
つまり砲兵ちゃんが近寄った事が原因だ、これ以外にゃ考えらんねェ。
次にドイツでの警報器の誤作動、これもジャミングと同じでなァ。
自動警備装置を狂わせたのもアンタが原因だ。
まあ、自動警備装置との距離もあったって事で、誤作動程度で済んだのは良かったぜ。
こいつは下手したら機械が作動して、化学反応からの大爆発ゥ〜、とかだったら洒落にならねぇからな。
まあ、最終的にはハルマゲぶち込んじまったんだが、ありゃ、ガキのせいな。
この二つから模倣キルルには距離が関係するっていう、恐ろしく草昧な、作られた時代が反映されてる事実が読み取れる。
この流れで行くと次に解説すべきは三次元装甲だなァ。
装甲を突破するにあたって、ガキと砲兵ちゃんを選んだのは、勿論理由がある。
それは模倣キルルは人工物を好まねぇって事だ。
だから体内エネルギーを変換して技とするガキは都合が良かったし、砲兵ちゃんは……そりゃ、なア? 言わなくたって分かんだろォ?
くーっくっくっくっ! 嫌な奴だと思ってんだろ。
ここで一つ追加しとくぜ、模倣キルルにとってアンタは特別だ。
だからアンタの攻撃が辛うじて通じたんだ、砲兵ちゃんならレーザー砲で行けるからな。
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クローン(プロフ) - Say akaさん» 有難うございます。番外編やら続編やらは後々ひっくるめてお話しようと思っておりますので、今暫くお待ち頂けると有難いです。 (2015年5月3日 16時) (レス) id: d8750a893b (このIDを非表示/違反報告)
Say aka(プロフ) - この小説凄くいいです!!これからも更新頑張ってください(^ー^)ノあと、番外編とか作りませんか? (2015年5月2日 13時) (レス) id: f86aeafa04 (このIDを非表示/違反報告)
クローン(プロフ) - 清河清明さん» 紹介されるような物である事に恐縮です。書き方とかはようやく整って来たので何とも言えませんが、そこが仇になる事もあるので良かったです。コメント有難うございました…! (2015年3月26日 12時) (レス) id: d8750a893b (このIDを非表示/違反報告)
清河清明(プロフ) - こんにちは。友人の紹介で読んでみたら予想以上に面白く、通信規制の一歩手前までいってました(笑)台本小説でもなくスーパー完璧少女でもない彼女の生き様に久々に胸熱でした (2015年3月24日 18時) (レス) id: 07f2a719b6 (このIDを非表示/違反報告)
クローン(プロフ) - 名無しさん» おわわわ…! こちらこそコメント有難うこざいます。この作品に世界観なる物が作れていたようで光栄です! (2015年3月1日 7時) (レス) id: d9f1c78e75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:クローン | 作者ホームページ:ホームページはありません。
作成日時:2015年1月11日 8時