第百六話 ページ8
そっと部屋に入って練習を見て…
A「うん、だいぶ揃ってきたね」
悠太「だろっ！」
透「この調子で上手く行けば！」
海斗「まだだ、完璧に合うひたすら反復練習だ」
海斗が口を閉じると悠太がスマホを見て暗い顔をした
愁「まだ連絡してないのか鳳先輩に」
悠太「空閑…」
愁「しづらいなら俺がしてやる、お前が大人しいと俺たちも調子が狂う」
悠太「ありがとう、でも大丈夫、ここまで来たんだし６人だけでもやれるって！俺ちょっと顔洗ってくる！」
翔「ちっ、らしくない笑い方しやがって」
A「悠太…」
海斗「俺が見てくる」
二人がいなくなった稽古場では
翔「ったく、星谷の奴…」
A「心配だね…」
透「うん…」
愁「それよりA、Aは鳳先輩と連絡取ってるのか？」
A「ん、まぁ、ね…」
透「…どうかしたの？」
A「ねえ皆は樹先輩がどうして華桜会を辞めたか、知りたい…？」
翔「知ってるのか！？」
A「聞いてきたわ…」
透「どうして鳳先輩は…」
A「…team鳳を守るためよ」
愁「どういうことだ？」
A「鳳先輩はteam鳳の綾薙祭出場停止を言い渡され、樹先輩はそれを拒んだ、そして樹先輩が華桜会を辞める代わりにteam鳳の綾薙祭出場停止をやめさせた…」
透「そんな…」
A「ほんとは教えるつもりはなかった…けど悠太のあんな顔見たらっ、話さずにはいられないよっ…」
ポンッ
愁「辛かったな、一人で抱え込んで…」
A「っ…私が…皆を守るってっ…決めたからっ…」
翔「A…」
A「…遅いね、悠太と海斗…ちょっと探してくるね」
部屋を出て少し歩くと
A「今の海斗…？」
走っていく海斗の姿を見て、急いで追いかけた
跡をつけると…
海斗「柊先輩を困らせてどうする…」
悠太「何も知らなかった、、、俺っ、何も知らなかった」
海斗「…俺も同じだ、他の皆だって」
悠太「っ、もう一度、ちゃんと話したいっ！鳳先輩に会いたいっ！」
その言葉を陰から聞いて、私はそっと２人の側に…
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紗綾(プロフ) - ミキさん» ありがとうございます！とっても嬉しいです(〃^ー^〃)頑張ります！ (2016年1月26日 22時) (
レス) id: 7ca60b0558 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - 続編おめでとうございます!!いつも更新楽しみにしてます♪頑張ってください(^○^) (2016年1月26日 22時) (携帯から) (レス) id: 48fd55c7f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2016年1月26日 21時
