第百四十八話 ページ49
A「ほら、早くして」
和泉「急かすなって！今行くから！」
鍵を閉めて二人で歩いてると
和泉「こんな朝早くからどこ行くんだ？」
A「早いってほどでもないでしょ、ちょっと行く場所があるの」
そう、あの後返信をくれた…お気に入りの場所に来てほしいと
和泉「ふ〜ん…」
女子寮を出て…
A「和泉は早く男子寮帰んなさいよ、女に捕まって遅刻しても知らないから」
和泉「女の子の為なら遅刻してもいいけどな」
A「呆れた……はぁ、じゃあね」
和泉と別れて早足で向かった…
A「…まだ、居ない……なら」
鞄を置いて、少し踊っていると
パチパチパチパチ
A「っ！、樹先輩…」
樹「綺麗だったよA、おはよ、待たせてごめんね」
A「おはよ、ううん全然待ってないから気にしないで」
樹「ありがとう」
A「あの、ごめんなさい、メール気がつかなくて…」
樹「いいよ、忙しくて見れてなかったんだろう？気にしてないから、ね？」
A「うん…」
樹「あのねA、俺は初めてAに会ったあの日からずっと好きだった」
A「っ！／／／」
樹「もちろん今も変わらない、でも返事は今じゃなくていい、Aの心が決まったとき、答えがほしい」
A「………」
今、私はきっと泣きそうな顔をしている
だって答えを出したら関係が壊れてしまう、そう思うから…
樹「大丈夫だよ、俺はどんな答えでも受け止めるから…昨日、あの時の顔を見てからずっと考えてたんだ」
A「あの時…？」
樹「理奈に呼ばれてステージに行く時、君はとても悲しそうな、辛そうな顔をしてた……俺はAを苦しめてまで答えをもらおうとは思ってない」
A「樹先輩…」
樹「けど、知っていてほしかったんだ、俺が君を、Aを愛していて大事だってことを」
A「っ…はい」
樹「ありがとう、それじゃ行こうか」
二人で綾薙学園に歩いて…
A「それじゃ私はあっちだから」
樹「うん、またね」
樹先輩と別れて華雅に行くと
「A！」
A「玲華先輩？そんなに慌ててどうしたんです？」
玲華「話はあと！急ぐわよ！」
A「ええっ！？」
そして走って連れてこられた場所は…
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紗綾(プロフ) - ミキさん» ありがとうございます！とっても嬉しいです(〃^ー^〃)頑張ります！ (2016年1月26日 22時) (
レス) id: 7ca60b0558 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - 続編おめでとうございます!!いつも更新楽しみにしてます♪頑張ってください(^○^) (2016年1月26日 22時) (携帯から) (レス) id: 48fd55c7f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2016年1月26日 21時
