第百四十三話 ページ44
理奈「そんなに急がなくても大丈夫だったのに…」
A「いえ、呼ばれたので…」
凛「どうした？顔が赤いよ？」
A「いっ、いえっ！なんでもっ、ないです…／／／」
美桜「あらあら♪」
玲華「また一波乱ありそうね」
A「玲華先輩っ…」
玲華「冗談よ、ふふっ、でもまた一人で抱え込むようなことはダメよ？」
A「っ…はい」
話を終わらせ、柊先輩と理奈先輩がマイクを取って
理奈「皆さんお静かにお願いします」
柊「…それでは後夜祭はここで終わりにします、夜食をここでとられる生徒はくれぐれもルールを守って食事をしてください」
理奈「皆さん２日間ご苦労様でした」
そして後夜祭という名の夜会は終わり、並べられてる料理を楽しむ生徒、帰る生徒とバラバラに行動し始めた
理奈「さやはこのあとどうするの？」
A「私は兄さんから連絡が入ってたのでそのまま二人で話でもしてきます」
美桜「そうですか、ではまた明日♪」
A「はい、失礼します」
ステージを降りてみんなにも手を降って会場を後にして校門に行くと
A「ぁ、兄さんっ！」
奏太「A…」
微笑んで私を優しく包んでくれる兄さんに
A「私のミュージカルどうだった？」
奏太「凄かったよ、全身に鳥肌がたった、成長したな」
A「…みんなのお陰、みんなのお陰で私は前に進めたから」
奏太「そうか…」
A「少し学園歩こ？せっかく来てるんだから」
奏太「ふっ、そうだな」
と言うことで華雅学園の中に
その姿を遠くからあの人達が見ていた事なんて気づくことなく…
奏太「懐かしいな〜、俺もよく華桜会の仕事で華雅に来たなぁ」
A「え、奏兄って華桜会だったの…？」
奏太「そうだぞ！？うわぁ、知られてないとか俺悲し！」
A「だって聞いたことなかったし…」
奏太「そうだっけか？」
A「そうだよ！」
奏太「悪い悪い」
A「もう…綾薙は昔からわからないの…？」
奏太「そうだな、ちっとも変わらねぇ、窮屈な学園だよ…」
A「奏兄…？」
奏太「いや、何でもねぇ…」
そう言った奏太は樹先輩と良く似ていた…
自由が欲しい、そんな想いのこもった顔に…
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紗綾(プロフ) - ミキさん» ありがとうございます！とっても嬉しいです(〃^ー^〃)頑張ります！ (2016年1月26日 22時) (
レス) id: 7ca60b0558 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - 続編おめでとうございます!!いつも更新楽しみにしてます♪頑張ってください(^○^) (2016年1月26日 22時) (携帯から) (レス) id: 48fd55c7f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2016年1月26日 21時
